フォルクスワーゲン グループ ジャパンは2020年8月4日、ベントレー ブランドのラグジュアリーSUV「ベンテイガ」の燃料ホース系に不具合があるとしてリコールを届け出ました。
リコールの内容は、エンジンルーム内の燃料ホースのジョイント部において、耐熱性評価が不十分なため、耐熱性が不足している。そのためエンジンルーム内の高温により劣化し、亀裂が生じて最悪の場合は燃料が漏れる恐れがあるというものです。この情報は本国からによるもので、日本での不具合発生はありません。
対策は、該当車両の燃料ホースと継ぎ手の一体部品を対策品に交換。また同時に、エンジン制御コンピュータのソフトウェア番号を確認し、古い番号の場合はエンジン冷却ファンの作動制御が変更された対策プログラムに書き換えることになります。
該当車両は2018年3月から2020年1月の間に輸入されたベンテイガ V8で、合計268台となります。