2015年8月20日から発売が開始されたアウディの新型TTは、「ニューアウディ ランディング ジャパン(新型アウディ 日本着陸)」というユニークな、そして空前ともいえるプロモーションが展開されている。
新型TTの発表・発売に先立つ8月14日、アウディ・ジャパンが挑戦した、宇宙空間へのホログラム映像投影に成功し、その撮影の模様を動画にまとめたスペシャルコンテンツ「Audi Space Hologram Projection」を公開している。
アウディ・ジャパンは、ホログラム投影装置、撮影用の機材、回収のための位置特定用GPSなどを積んだ気球を成層圏まで上昇させ、実際に成層圏から宇宙に向けたホログラム映像の投影とその撮影を行なっているのだ。高度3万mという高空で、地球を背景として最先端のテクノロジーを搭載したアウディの新型モデルが地球に飛来する様子を投影した。これがTTスペシャル・プロモーションの序章となっているのだ。
宇宙空間から地球を目指す新型TTが飛来し、日本各地に新型TTが舞い降りるというのが「Audi TT Landing, Japan」のコンセプト。その第1弾が8月20日の発表日と翌日、比叡山延暦寺に新型アウディTTが着陸した。
世界文化遺産の比叡山延暦寺と初のコラボレーションとして、特別にライトアップされた比叡山延暦寺の阿弥陀堂と法華総持院東塔のすぐ近くに、天台宗僧侶たちの声明(しょうみょう)による荘厳な雰囲気の中、天空に届くかのような無数のサーチライトによる光の道を作り出し、新型TTが舞い降りるという、伝統と革新をテーマにしたスケールの大きな演出を行なった。
そして第2弾として8月28日に、新型TTと鳥取砂丘のコラボレーション企画を実施した。この企画は、新型TTが鳥取砂丘に突如出現した近未来的な繭(まゆ)から生み出されるという演出。
日本最大級の鳥取砂丘の一角をプロジェクションマッピングの眩い光によって彩った幻想的な空間の中、最先端テクノロジーを凝縮した新型TTが、まるで宇宙から現れたかのような近未来的な繭から登場する。
このプロモーション企画は今後も継続される。