アウディ ジャパンは2022年5月30日、プレミアムコンパクト・スポーツクーペ 「TT クーペ」をベースにし、内外装の装備面を充実させた200台の限定モデル「TT クーペ Sライン コンペティション プラス」を発表し、発売を開始した。
TTシリーズは1998年に初代登場以来、3世代にわたって進化を続けるプレミアムコンパクト・スポーツモデルで、TTシリーズの国内導入が開始されてからおよそ四半世紀が経過した現在でも、アウディのアイコン的存在として強い個性を放っている。
今回の200台限定モデル「TT クーペ Sライン コンペティション プラス」は2020年に導入した限定モデル「TT クーペ Sライン コンペティション」をさらに進化させたモデルとなっている。
ベースとなるのは、TT クーペ 45 TFSI クワトロで、最高出力245ps、最大トルク370Nmを発揮する2.0Lの直噴ターボ・エンジンを搭載。7速Sトロニックトランスミッションを組み合わせ、駆動方式はクワトロ(4輪駆動)システムだ。
エクステリアは、Sラインパッケージ、ブラック・4リング+ブラック ハイグロス スタイリング パッケージをベースに、TTRSデザインのリヤスポイラーやアウディスポーツ製5アームRSデザイン19インチ・アルミホイール、カラードブレーキキャリパー(レッド)やブラックテールパイプ、フォーリングスサイドデカールを装備して、スポーティさを強調。
さらに走行状況に合わせてダンパーの減衰力を制御し、快適な乗り心地と優れたドライビングダイナミクスを両立する、アウディマグネティックライドを装備しており、ダイナミック性能、走りの質感を向上させている。
インテリアは、レザー仕様のドアアームレストとセンターコンソール、アルカンターラ素材のシフトノブを採用。RSデザインパッケージのダイヤモンドパターンのアルカンターラとレザーを組み合わせたSスポーツシートのステッチ、センターコンソールのトリム、エアコンのリングは、ボディカラーにより、レッドもしくはブルーを基調としている。さらに、センターレブカウンター表示のスポーツモードを表示できるバーチャルコックピットプラスを採用するなど、特別な装備を数多く採用。
これらに加え、コンフォートパッケージ(シートヒーター、センターアームレスト、アウディサイドアシスト、アウディパーキングシステム、リヤビューカメラ、アウディホールドアシスト、エクステンデッドアルミニウムルックインテリア)やマトリクスLEDヘッドライト、クルーズコントロール、プライバシーガラスなどの人気アイテムを標準装備している。
ボディカラーは、グレイシアホワイトメタリック、クロノスグレーメタリック、タンゴレッドメタリック、ターボブルーの4色を設定している。