アウディは、パリモーターショーで新型RS 3 Sedanを世界初公開する。
新型RS 3 Sedanに搭載される2.5 TFSIエンジンは、従来型よりも33hp強力な400hpの最高出力と480Nmの最大トルクを発生。現在市販されている5気筒エンジンのなかで、もっともパワフルで、0-100km/hまではわずか4.1秒。最高速度はリミッターによって250km/hに制限されているが、希望により280km/hに引き上げることもできる。
軽合金製のクランクケースを採用したことで、エンジン重量は従来の5気筒エンジンより26kg軽量化。インテーク マニホールドと燃焼室の両方にガソリンを噴射するデュアルインジェクションと、排気バルブのタイミングを可変制御するアウディバルブリフトを採用したことで、燃料消費量を削減しながらも、出力性能を最適化することに成功している。
駆動方式は7速デュアルクラッチのSトロニックを介したquattroフルタイム四輪駆動システムを採用。ドライバーは、comfort、auto、dynamicの3つの走行特性が選択可能で、オプションのRSスポーツサスペンションプラスを搭載すれば、アダプティブダンパーコントロール機能も統合制御される。
デザインはRS専用で、最新のドライバーアシスタンスシステムやAudi Connectも装備している。