アウディジャパンは、サブブランド「Audi Sport(アウディ スポーツ)」を日本市場に導入することを発表した。
Audi Sportは1980年の創設以来、モータースポーツの様々なカテゴリーに参戦し、数々の栄冠に輝いてきた。近年は、世界耐久選手権(WEC)にLMP1マシン「Audi R18 e-tron quattro」で、ドイツツーリングカーレース(DTM)に「RS5 DTM」で参戦しているほか、GT3マシンの「R8 LMS」のカスタマーレーシング活動への車両供給を柱としてきた。今後は、さらに新型「R8」や「RS」モデルの販売、Audi Sportブランドのグッズ開発ならびに販売を加え、その活動領域を広げていくという。
こうした活動を受け、日本市場でもAudi Sportをサブブランドとして導入し、アウディのスポーティなブランドイメージを一段とアピールしていく。
具体的には 店舗の一部にAudi Sport専用のCI/CDを導入した「Audi Sport Store(アウディ スポーツ ストア)」を展開。ここを起点として、様々なAudi Sport関連商品の販売や情報発信、顧客サービスなどを行なっていく予定だ。
その初年度となる2016年は、フルモデルチェンジを果たした新型R8の販売とともに、RSモデルのパフォーマンスをさらに向上させた「RS Performance」の導入を予定。また、レーシングコースを使用して試乗する「Audi Sport driving experience」のプログラムも実施予定だという。このほかにも、モータースポーツに関するイベントやツアーなども企画されている。
Audi Sport Storeは、2016年中に24店舗をオープン予定で、その後も順次拡大。この店舗では、Audi Sport Collectionのグッズも販売される。