アウディ ジャパンは2023年10月20日、プレミアム・ミッドサイズSUVの限定モデル「Q5 high style」とクーペタイプの「Q5 Sportback high style」を各250台限定で発売した。
限定モデルのQ5/Q5 Sportback high styleのベースは、それぞれQ5 40 TDI quattro advancedと、Q5 Sportback 40 TDI quattro S lineで、特別装備として20インチ・アルミホイール(5アームファルクスデザイン)、カーボンミラーハウジング、マトリクスOLEDリヤライト、そしてダークなプライバシーガラスのエクステリアを装備している。
インテリアでは、ピアノブラックデコラティブパネルや、グラナイトグレーステッチ入りのオカピブラウンを基調としたインテリアをコーディネートしており、ラグジュアリーでスポーティなイメージを強調している。
Q5 high style(250台限定)は、人気の高い「plus パッケージ」、「ラグジュアリーパッケージ」、「ブラックAudi rings & ブラックスタイリングパッケージ」の3つのパッケージオプションを標準装備化している。
クーペSUVのQ5 Sportback high styleは、ダークなプライバシーガラスを標準採用し、特別装備としてアウディスポーツ製21インチ・アルミホイール(5Vスポークオフセットデザイン/アンスラサイト ブラックポリッシュト)を装着。
ブレーキはレッドブレーキキャリパー、ダンピングコントロールサスペンション、視認性の高いマトリクスOLEDリヤライトも装備。またインテリアには、ローターグレーのダイヤモンドステッチパターンのファイン・ナッパレザーを採用し、アグレッシブなイメージと上質感をコーディネートしている。
両モデルともに、各パッケージオプションに含まれる、快適な冬のドライブを約束する前後シートヒーター、静粛性を高めるフロントサイドアコースティックガラスも装備している。
この限定車はともに、2.0Lの直列4気筒直噴ディーゼルターボエンジンTDIを搭載。高圧直噴装置の採用などにより、最高出力204ps、最大トルク400Nmと余裕ある性能を発揮。TDIエンジンは、エネルギー回生機能を高めるベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と12Vリチウムイオンバッテリーを用いたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を搭載し、低燃費を実現。
駆動系は、高効率な7速Sトロニック・トランスミッションとAWDクラッチ付クワトロを組み合わせている。このシステムは路面状況に応じて、4WD走行を必要としないときには、リヤデファレンシャル内のデカップリングクラッチにより、プロペラシャフトとリヤドライブシャフトを切り離すことで、前輪のみにトルクを配分。さらに低負荷の際には2気筒となる気筒休止システムのシリンダーオンデマンド(cod)を採用し、コースティング(惰力走行)時にはエンジンを完全停止するなど燃費を高めている。