アウディ ジャパンは2022年12月20日、プレミアム・ミッドサイズSUV「Q5/Q5 Sportback」をベースに、内外装の機能、装備を充実させた各250台の限定モデル「Q5 high style」「Q5 Sportback high style」を発表し、2023年1月11日から発売を開始する。
「Q5 high style」、「Q5 Sportback high style」は、それぞれQ5/Q5 Sportback 40 TDI quattroをベースとした特別仕様車だ。ともに2.0Lの直列4気筒直噴ターボ・ディーゼルエンジン(TDI)にベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)と12Vリチウムイオン・バッテリーを用いたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を採用。また、効率を高めたAWDクラッチ付quattro(4輪駆動)システムと7速Sトロニック・トランスミッションを組み合わせることで、優れた環境性能、高い経済性とともに、204ps/400Nmというハイパワーにより、余裕のあるドライビング性能を実現している。
Q5 high styleは、Q5 40 TDI quattro advancedをベースに「plus」、「ラグジュアリー」、「ブラック・アウディリングス&ブラックスタイリング」の3つのパッケージを合わせて採用。足回りには、人気の5アーム・ファルクスデザインの20インチ・アルミホイール、エクステリアには、カーボンミラーハウジングを特別装備している。
インテリアは、ファイングレインアッシュ・ナチュラルグレーブラウンのデコラティブパネルを組み合わせ、オカピブラウンのレザーシートを採用することで上質で洗練された室内空間としている。カーボン、メタル、レザー、ウッドといった質感の異なる素材をコーディネートしながら、高い質感に仕上げられている。販売台数は250台。
Q5 Sportback high styleは、Q5 Sportback 40 TDI quattro S lineをベースに、さらにS line plusパッケージを装備。足回りには、コントラストカラーの5セグメント・スポークデザイン・コントラストグレーポリッシュトの20インチ・アルミホイール、スポーティな走りと快適性を両立するダンピングコントロール・サスペンションを装備。
インテリアは、ダイヤモンドステッチパターンのローターグレーのファインナッパレザーシートを特別装備し、モノトーンを基調としつつ、メタリックパーツとアクセントのグレーがコントラストとなり、シャープでモダンな印象となっている。販売台数は250台。
両モデルとも、寒い時期の手元を快適にするステアリングヒーター、均質性の高いデジタルOLED技術を用いて視認性とデザイン性を向上させたマトリクスOLEDリヤライトを採用。この技術により、停車中に後続車が2m以内に接近すると超音波センサーが探知し、すべてのセグメントを点灯させて、後続車のドライバーに注意を促すことができる。