アウディジャパンは2020年12月8日、旧型「A8」のエンジンルームのラバーシールに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合は本国からの情報によるもので、「A8」のエンジンルーム内バルクヘッド側のラバーシールの耐熱性が不足しているため、ターボチャージャーなどが繰り返し高温になるとラバーシールが熱により硬化することがあるというものです。
そのため、ラバーシールが割れて破片となって脱落し、エンジンの高温部位に接触して、最悪の場合、火災に至る恐れがあります。
対策は該当車のラバーシール下部に脱落防止ブラケットを取り付けることになります。なお、すでに熱による影響でラバーシールが損傷している場合は、そのラバーシールを新品に交換することになります。
該当車両は2012年7月~2018年1月までの間に輸入された旧型のA8、S8で、合計1730台です。