アウディ A4 フルモデルチェンジ!極めて高精度で上級な内外装

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アウディ ジャパンは、プレミアムミッドサイズセダンの「A4」をフルモデルチェンジし、2016年2月19日から全国の正規ディーラーを通じて販売を開始する。

A4はアウディの中核を担うモデルで、テクノロジーとデザイン美を融合させたスポーツセダンとして世界各国の市場で多くの支持を集めていることは、前身の「アウディ80」を併せて世界累計1200万台以上を販売してきた実績が証明している。

新型A4発表会会場より。鮮やかなレッドのA4が用意された
新型A4発表会会場より。鮮やかなレッドのA4が用意された
フォトセッションにはアウディジャパン社長の斉藤徹氏とプロスキーヤーの皆川賢太郎氏が並んだ。
フォトセッションにはアウディジャパン社長の斉藤徹氏とプロスキーヤーの皆川賢太郎氏が並んだ。
まず発表されたのはセダンのみ。ワゴンのアバントの導入は年内予定
まず発表されたのはセダンのみ。ワゴンのアバントの導入は年内予定
トランクリッド後端をスポイラー形状にすることでエアロダイナミクスを向上
トランクリッド後端をスポイラー形状にすることでエアロダイナミクスを向上

新型A4は、進化したモジュラープラットフォーム「MLB evo」をベースに、新世代の予防安全システム「アウディプレセンス」をはじめとする最新技術を惜しみなく投入。同時に、デザインや品質、走行性能などすべての面を磨き上げることで、Dセグメントの新たなベンチマークを目指している。

まず開発の大きなテーマは、燃料消費とCO2の排出量を最大限削減しながら、安全性や快適性、走行性能といった面でも大きな改善を果たすこと。これを達成するために見直されたのが走行抵抗を減らすエアロダイナミクスで、フラットなカバーで覆われたアンダーボディや各部のデザイン処理により、新型A4はクラス最高のCd値0.23(欧州仕様)を達成した。

全幅を若干拡大。LEDヘッドライトはオプション設定
全幅を若干拡大。LEDヘッドライトはオプション設定となる
ヘッドライト同様、テールランプに3Dの多面構造を採用
ヘッドライト同様、テールランプに3Dの多面構造を採用
全長を延長するとともにホイールベースも拡大している
全長を延長するとともにホイールベースも拡大。これにより室内長も拡大するなど、広い室内を作り出すことにも貢献している
発表会ではエアロダイナミクスに関するトークセッションも開催。左から斉藤社長、プロスキーヤーの皆川賢太郎氏、東洋大学教授で空力研究者の望月修氏が登壇した。
発表会ではエアロダイナミクスに関するトークセッションも開催。左から斉藤社長、プロスキーヤーの皆川賢太郎氏、東洋大学教授で空力研究者の望月修氏が登壇した。

さらに、ボディをはじめとする各コンポーネントの軽量化も実施。従来型比で全長+15mm、全幅+15mmとボディサイズは若干大きくなっているにもかかわらず、アルミや熱間成型鋼板を多用することで、ボディそのもので15kg、車両全体で最大120kgの軽量化を実現している。

搭載するエンジンは2.0 TFSI(2.0L直列4気筒DOHCターボ)で、2つの仕様を用意。クワトロシステム(フルタイム4WD)と組み合わされるハイパワー仕様は、最高出力252ps/最大トルク370Nmで、従来型に比べて41ps/20Nmも向上。一方、FF用は最高出力190ps/最大トルク320Nmで、こちらも従来型より若干パワーアップ。最新世代のライトサイジングエンジンとして位置付けられる。

よりハイパワーとなった2.0 TFSIエンジンだが、燃費性能も向上。クワトロ用はJC08モード燃費で15.5km/Lを記録し、従来型比で14%の改善を達成した。FF用は同18.4km/Lで、同じく33%もの改善を果たしており、クラストップレベルの低燃費を実現している。

搭載エンジンは2.0L直列4気筒ターボのみだが、パワー違いで2つの仕様を用意
搭載エンジンは2.0L直列4気筒ターボのみだが、パワー違いで2つの仕様を用意

安全性の面でも、アウディプレセンスの機能をさらに拡充。全モデルに標準装備するアダプティブクルーズコントロールに追加された新機能「トラフィックジャムアシスト」は、アクセルやブレーキに加えて、状況に応じてステアリング操作にまでシステムが介入することで、将来のパイロッティドドライブ(自動運転)への進化を予感させるものだ。また、自動ブレーキなども搭載される。

エクステリアは、アウディらしい先進のテクノロジーイメージと優美なスポーティさが融合したデザイン。特徴的なのはオプション設定のマトリクスLED仕様のヘッドライトで、ファイバーオプティクスにより映し出されるシャープなエッジが、それぞれ補助ライトとターンシグナルとしての機能を果たす。

水平基調で端正にデザインされたインテリア。最先端インフォテイメントシステムを搭載
水平基調で端正にデザインされたインテリア。最先端インフォテイメントシステムを搭載

室内は、従来型に対してあらゆる面で広くなっているのが特徴。ナビゲーション機能を内蔵した最新のインフォテイメントシステムは、独自のMMIコントロールユニットにより、多くの先進システムを一元的に操作できる。また、インターネットへの常時接続を可能にした「Audi connect」に加えて、複数社のスマートフォンとの接続ができる「Audiスマートフォンインターフェイス」も用意され、先進の室内空間を体感できる。

独自のMMIシステムを操作するターミナルと7速Sトロニックのセレクター
独自のMMIシステムを操作するターミナルと7速Sトロニックのセレクター
室内空間は広くなっており、前席ショルダー部で11mm、同ヘッドクリアランスで24mm拡大
室内空間は広くなっており、前席ショルダー部で11mm、同ヘッドクリアランスで24mm拡大
各種情報を表示するメーター。話題のバーチャルコックピットはオプション
各種情報を表示するメーター。話題のバーチャルコックピットはオプション

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