アウディ 国内2拠点目のアウディ・チャージングハブを東京港区・芝公園にオープン

アウディ ジャパンは2025年4月23日、国内2拠点目、世界で8拠点目となる「Audi charging hub(アウディ・チャージングハブ)芝公園」を、東京都港区・芝公園にオープンしサービスを開始した。

このチャージングハブは、ドイツ・ニュルンベルクに2021年12月からサービス提供をしているアウディ・チャージングハブ(ACH)のスタイルを踏襲した2階建構造で、1階に2台同時に充電可能な最大出力150kWの蓄電池式急速充電器1基を設置し、2階には50m2のラウンジを併設している。

アウディ・チャージングハブ芝公園は、芝公園や歴史ある増上寺、東京のシンボルである東京タワーなど、観光客が多く訪れるエリアに近接し、周辺には緑があふれ、オフィスビルや高層マンションも多いことから、さまざまな場面でEVユーザーに充電しやすい立地となっている。

ラウンジは、アウディオーナーが利用可能で、充電開始をするとスマートフォンに2次元コードが配信され、その2次元コードを使って2階のラウンジにアクセスすることができ、ラウンジで充電時間を有意義に過ごせるプレミアム充電体験サービスを受けることができる。

アウディ・チャージングハブ芝公園に設置する急速充電器は、チャージングハブ紀尾井町と同様に、2023年に事業提携を結んだパワーエックス社製の「Hypercharger(ハイパーチャージャー)」を採用している。

2口の充電ポートを備え、最大出力は150kWで電気自動車2台を同時に充電することが可能だ。すべての電気自動車に対応しており、プレミアムチャージングアライアンス(PCA)メンバー以外の電気自動車ユーザーの利用には、パワーエックスのアプリをダウンロード後、Audi charging hubメンバーとしての会員登録が必要となる。

今回、アウディ・チャージングハブ芝公園のオープンにあたり、スウィブルアームというスイング式アームを充電器上部に設置した。日本で初めて採用する設備で、これにより重量のある充電コードは地面につくことがなく、車両の充電口の位置に合わせてよりスムーズに動かすことができ、充電時のユーザーの負荷を軽減する。これもヨーロッパでアウディが採用している技術(AUDI AG特許取得)のひとつだ。

なお、2024年4月にサービスを開始したアウディ・チャージングハブ紀尾井町では累計2500回以上の利用があり、そのうちの4割がPCA以外のEVユーザーだ。

今回のアウディ・チャージングハブ芝公園をオープンすることで、都市部における充電拠点の不足の解消と、急速充電による充電時間の短縮など、電気自動車の課題解決に貢献し、さらなる電気自動車購入の動機づけと電気自動車利用者の利便性の向上につなげることになる。

【アウディ・チャージングハブ芝公園】
・所在地 :〒105-0011 東京都港区芝公園4-6-8
・ウェブサイト:https://www.audi.jp/e-tron/charging/ach/
・営業時間/定休日:年中無休 24時間利用可能
・利用方法:充電器に設置の2次元コードをPCAアプリまたはスマートフォンのカメラで読み取ることで利用可能
・利用料金:PCA月額会員は75円/分、PCA都度会員は200円/分
      アウディ・チャージングハブ(ACH) 会員は85円/kWh~(従量課金)
      
      
      
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