アウディ 旅行先での普通充電設備を無料で設置し約160ヶ所に配備完了

アウディ ジャパンは2025年1月9日、電動化戦略に基づき充電インフラの拡大を推進しており、日本全国の海や山などの観光地に目的地充電として使用できる電気自動車用充電器(デスティネーションチャージャー)の設置を、約160ヶ所配備を2024年中に完了したと発表した。

このデスティネーションチャージャーは、アウディのロゴが入った純正の8kW普通充電器で、電気自動車のブランドにかかわらず、施設を利用する人が使用することができる。

年間を通じてマリンスポーツが楽しめる葉山マリーナ(神奈川県・葉山町)の駐車場には、海の近くということを踏まえ、塩害防止ボックスを施したデスティネーションチャージャーを1基設置。電気自動車で海に行き、マリンスポーツを楽しんでいる間に充電を完了することができる。

また、標高1500mの自然豊かな奥志賀高原の中にあるリゾート「ホテルグランフェニックス奥志賀」(長野県・奥志賀高原)の駐車場には2基設置した。

さらに、香川県にある築50年余の邸宅をフルリノベーションした美しい庭園と天守閣を備える1日1組限定の1棟貸しホテル「穴吹邸」(香川県・高松市)の駐車場には2基を設置した

アウディは、電気自動車オーナーが長距離移動となる旅行時の利便性を考え、日本各地の観光地の企業・団体が運営する施設に、アウディ純正の普通充電器を無償で設置し、デスティネーションチャージャーのネットワークを拡大している。

また、ポルシェ、フォルクスワーゲンとともに進める日本最大級の急速充電インフラネットワーク「PCA(プレミアム チャージング アライアンス)」として、3ブランドのオーナー向けに急速充電サービスも提供している。

PCA顧客向けにアウディ正規販売店116拠点に150kW急速充電器の設置がすでに完了。さらにアウディは、2024年4月に東京・千代田区紀尾井町に150kWの急速充電器2基4口を備えた「Audi charging hub紀尾井町」をオープンし、すべての電気自動車ユーザーへ急速充電サービスを開始している。

自宅に充電設備を持てないオーナーや、東京に電気自動車で旅行に訪れた人へ短時間での充電サービスを提供している。

今後も、日本全国のさまざまな企業や団体とパートナーシップを組み、電気自動車の充電インフラの整備を拡充することで、安心したモビリティ体験ができる環境づくりを進めるとしている。

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