フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは2022年9月1日、アウディのV6、V8エンジンのオイルラインに不具合があるとしてリコールを届け出た。
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この不具合は市場での5件の報告によりリコールとなっている。不具合の内容は、ターボチャージャーへのオイル供給ラインに取り付けられているオイルストレーナーのメッシュサイズが小さすぎるため、オイルストレーナーにオイルの沈殿物が付着することがあるというもの。
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長期間、車両を使用することにより沈殿物が増加すると、オイルストレーナーが詰まり、ターボチャージャーへ十分なオイルを供給できなくなり、最悪の場合はエンジンの出力低下やエンジンが停止する恐れがある。
対策は、該当車両のオイルストレーナーを対策品と交換。また、ターボチャージャーを点検し、必要であれば新品と交換することになる。
該当車両は、2012年7月~2017年5月の間に輸入されたS6、RS6、S7、RS7、A8、A8L、 S8、S8 plusで、合計3209台。