アウディは2019年3月1日、第89回ジュネーブモーターショーで4台の電気自動車を展示すると発表した。これらのEVの市販バージョンは2020年末までに発表されるという。さらに、4台の新型プラグインハイブリッドカーを世界初公開する。また電気自動車のレーシングカー、フォーミュラEマシンの「e-tron FE05」も展示する。
今回のアウディのブースに展示される車両は、すべてが電動化モデルとう徹底ぶりだ。これは、2025年に販売されるアウディの新車の3台に1台を電動化モデルにするという目標を確固としたものである。
EV商品群の第1号は、まず「e-tron」のデリバリーが間もなく開始される。そして市販の第2弾がクーペバージョンの「e-tronスポーツバック」だ。さらに「Q2 L e-tron」が近日中に中国で発表され、年内に市販されるという。
さらに2020年には、2モデルが市販モデルとしてデビューする。「e-tron GT」と「Q4 e-tron」だ。この2台はジュネーブのアウディブースで行なわれる記者会見の場でアンベールされる。
またアウディは、2019年にはほぼすべての市場セグメントにおいて、プラグインハイブリッドカーの攻勢をかける計画だ。量産ラインアップに新しく追加されるハイブリッドバージョンは、「A6」、「A7」、「A8」、「Q5」だ。もちろんこれらのクルマもジュネーブモーターショーで公開される。既に発売されている「A3」と「Q7」のプラグインバージョンも、マイナーチェンジを受けて2019年に発売されることになっている。