【アウディ】高性能スポーツカー、アウディR8の限定生産モデルR8GTを発売

アウディ ジャパンは、アウディR8のエボリューションモデルである究極のロードゴーイングカー「アウディR8GT」を2011年7月24日に発表・発売。静岡県の富士スピードウェイの特設ルームで報道陣に公開した。

↑記者会見で実車を披露するアウディ ジャパンの大喜多寛社長

このR8GTは世界限定333台がハンドメイドで製造される予定。価格は2742.0万円(税込み)で、日本には5台の割り当てがあったが、残念ながらすでに予約で完売ということだ。発表会場となった富士スピードウエイではこの日、アウディR8のレーシングモデルである「アウディR8LMS」でスーパー耐久シリーズに参戦するHitotsuyama Racingのチームも同時に紹介された。

アウディR8はアウディ ブランドのトップに位置するモデルで、V8、V10エンジンやスパイダーモデルなどラインアップが充実しているクーペタイプのスポーツカーである。そのR8をベースに究極のロードゴーイングカーとして限定生産するのが今回発表したR8GTであり、FIAのGT3レギュレーションに準拠したレースマシンがR8LMSとなっている。

そのアウディR8GTは、ベースとなるR8 5.2FSIクアトロよりも110kgも軽量化されており、アウディ自慢のカーボン技術を多用したモデルとなっている。さらに、5.2LのV10FSIエンジンもチューニングを施され、最高出力は+35psアップの560psに。また最大トルクも10Nmプラスの540Nm/6500rpmを発揮し、0-100km/h加速は、アウディ市販モデル最速の3.6秒、パワーウエイトレシオは2.72kg/psとなった。

↑5月29日の第1戦SUGOに続いて、開幕2連勝を飾ったアウディR8 LMS
↑ドライバーは藤井誠暢、ミハエル・キム、都筑晶裕(左から)

またスーパー耐久シリーズのR8LMSはHitotsuyama Racing(一ツ山レーシング)からエントリーし、ノバ・エンジニアリングがセッティングを担当。ドライバーには藤井誠暢、都筑晶裕、ミハエル・キムの3名を起用し、2011年のシリーズ制覇を目指して戦っていくということだ。

アウディ・ジャパン公式ウェブ

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