2011年1月11日、アウディジャパンはプレミアムコンパクトカー「A1」を発表し発売した。
全長4mに満たないコンパクトボディに、機敏な運転性能と高い環境性能、上級モデルに匹敵する装備などを凝縮したモデルとして登場した。
エクステリアはシャープなヘッドライトと、押し出しの力強いシングルフレーム・グリルの組み合わせで、アウディであることがひと目でわかるデザインとなっている。
高強度のスチール材により、高剛性のボディに、スポーツサスペンション、回頭性を高める電子制御式リミテッドスリップデフなど、最新テクノロジーを採り入れた新設計のシャシーを採用している。
パワートレインは、FFの1.4L TFSIガソリン直噴ターボエンジンと、7速Sトロニック・デュアルクラッチトランスミッションとの組み合わせで、最高出力122PS、最大トルク200Nmを発生。アイドルストップとエネルギー回生システムを持ち、10・15モード燃費で19.4km/Lと低燃費だ。平成22年度燃費基準プラス20%と平成17年排出ガス基準75%低減レベルをクリアしエコカー減税対象車となった。
価格は289万円。
文:編集部 本田正隆