アストンマーティンVantage GT8がニュルブルクリンク24時間レースSP8クラスで優勝 標準車に近いスペックで素性の良さを証明

2017年5月28日、アストンマーティンVantage GT8が2017年ADACニュルブルクリンク24時間レースにおいて、完璧なパフォーマンスを披露。圧倒的な強さでSP8カテゴリーを制した。

Vantage GT8がニュルブルクリンク24時間レースSP8クラスで優勝

7号車のアストンマーティンVantage GT8は、SP8クラスの大半をリードしただけでなく、正確なラップを刻み、ナイトセッションでは上位スペックのGT3マシンと互角の走りを見せ、一貫してトップ30位圏内を走行。量産車にごく近いスペックのマシンながら24時間をノートラブルで走破し、総合でもトップ20に迫る順位でフィニッシュした。

Vantage GT8がニュルブルクリンク24時間レースSP8クラスで優勝

レースが終盤に近づくと大雨に見舞われ、全長20.832kmのノルドシュライフェ全域が雨に。それまでのチームの努力が一瞬にして水泡に帰してしまう危険の中、最後のスティントを受け持ったアストンマーティン・ファクトリードライバーのダレン・ターナー(英国)は、持てる経験とスキルを最大限に発揮して、Vantage GT8を冷静にチェッカーへと導いた。

Vantage GT8がニュルブルクリンク24時間レースSP8クラスで優勝

アストンマーティン・レーシング社長のデイビッド・キングはコメントで「Vantage GT8はGT3マシンではありません。V8エンジン、ギヤボックス、そしてエレクトロニクスは、すべて標準仕様です。そのクルマがクラス優勝を勝ち取ったのですから、Vantageの素性の良さが改めて確認された、と言って差し支えないでしょう。」と話した。

COTY
ページのトップに戻る