アストンマーティンから新型のV12気筒ツインターボエンジンを市販モデルに搭載【公式動画】

アストンマーティン・ラゴンダ本社は2024年5月1日、新開発したV型12気筒ツインターボ・エンジンの概要を発表した。

アストンマーティンは1999年から「DB7ヴァンテージ」にV12気筒エンジンを搭載し、それ以降の25年間、フラッグシップ・モデルにV12気筒エンジンを搭載し続けてきた。そして2018年にデビューした4代目となる「ヴァンテージ」は2020年に88台限定の「V12 スピードスター」を、2022年にV12気筒を搭載する「V12 ヴァンテージ」を333台の世界限定モデルとして発売した。

この5.2L・60度V型12気筒がアストンマーティンにとって最後のV12エンジン搭載モデルとされていた。

しかし、今回改めて新開発のV型12気筒エンジンを開発し、2024年後半に市販モデルとして発売すると発表したのだ。

新開発のV型12気筒エンジンは最高出力835ps、最大トルク1000Nmを発生するという。この新エンジンは、強化されたシリンダーブロックとコンロッド、新設計のカムシャフトとシリンダーヘッド、新しいインテークポートとエキゾーストポートを採用。スパークプラグの位置を変更し、大流量の燃料インジェクターを採用。

クラストップレベルのパフォーマンスと効率を実現している。さらに、新開発の高回転・低慣性モーメントのターボチャージャーを2個装備し、比類のないパフォーマンスとスロットル・レスポンスを実現しているとされる。

もちろん、この新型V12エンジンも従来と同様に毎年、ごく少数の生産基数を熟練工のハンドビルドにより組み上るようになっている。

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COTY
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