アストンマーティン、長い歴史を誇るニューポート・パグネルでの生産を正式に再開

アストンマーティンは、12月14日、アストンマーティン発祥の地であるニューポート・パグネルでの生産を正式に再開させた。これは、アストンマーティンによる「セカンドセンチュリープラン」の重要な節目となるもの。ニューポート・パグネルでは、伝説の名車、DB4 G.T.の復刻モデルとなるDB4 G.T. Continuationが、25台限定で生産される。オリジナルのDB4 G.T.は、約60年前に、同じ場所で生産されていた。

アストンマーティン DB4 G.T. Continuation

2003年に近代的な設備を備えたゲイドンに本社を移転して以来、ニューポート・パグネルの生産施設は、アストンマーティンのヒストリックカーの販売、サービス、レストアを行なっているアストンマーティン・ワークスの拠点となってきた。ヴァンキッシュMK1の生産が終了した2007年以降、ニューポート・パグネルでは数えきれない程のヒストリックカーが、過去の栄光を取り戻すため、アストンマーティン・ワークスの熟練工の情熱的な作業によってレストアされてきた。

アストンマーティン ニューポート・パグネル

豊富な知識と経験を備えたアストンマーティン・ワークスは、DB2/4からヴァンキッシュS アルティメイトまで、数多くの歴史的なモデルを支える重要な拠点となっており、DB4 G.T. Continuationを生産するのに相応しい場所といえる。今回復刻される各車両は、近代的な技術と性能の向上と共に、古き良き時代のクラフトマンシップと本物だけが持つ優れた素質を融合する、アストンマーティン・ワークスの類まれな能力を示すものとなる。

アストンマーティン、ニューポート・パグネルでDB4 G.T. Continuationを生産

アストンマーティンの社長兼CEOのアンディ・パーマーがDB4 G.T. Continuationプロジェクトを発表してからわずか12か月しか経過していないが、この軽量なサーキット専用モデルの最初のクルマは、既にカスタマーの元へ納車された。1台の車両の生産には約4500時間の工数が費やされ、残りのクルマは、2018年に順次納車される予定となっているという。

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