FCAジャパンは、2019年6月26日にアルファロメオのプレミアムサルーン「ジュリア 2.0ターボ・ヴェローチェ」のスポーツ性と上質感を高める仕様変更を行ない、価格を改定して7月6日から発売すると発表した。
仕様変更内容
ジュリア2.0ターボ・ヴェローチェは、ジュリア・シリーズの中で高次元の走りと洗練されたデザインを融合したスポーツ志向のモデルだ。エンジンはクアドリフォリオに次いでパワフルな最高出力280ps、最大トルク400Nmを発生する2.0Lターボ・エンジンを搭載する。
エクステリアはヴェローチェ専用のスポーツバンパーや専用アルミホイールを装備。インテリアは運転姿勢を確実にサポートするスポーツレザーシートやアルミ二ウムインテリアパネルを備えるなど、上質な仕立てとなっている。
今回の仕様変更では、ジュリア2.0ターボ・ヴェローチェの右ハンドル・後輪駆動モデルの装備が一部変更され、プレミアムスポーツサルーンとしての個性がより強調されている。エクステリアは、19インチへと拡大した新デザインのアルミホイールを採用し、レッド塗装のブレーキキャリパーを装備している。またインテリアも、新たにダッシュボードおよびドアパネルにレザーを採用し、上質感がさらに向上している。
エンジンは、従来モデルに比べて燃費が10%向上し、13.2km/L(JC08モード)を達成。動力性能と効率性をより高めている。
このように仕様・装備が充実したにもかかわらず、車両価格をダウンし、より魅力的な設定となっている。なお、左ハンドル/4輪駆動モデルは従来どおりで、今回の仕様変更は適用されない。
【価格】
- アルファロメオ 2.0ターボ・ヴェローチェ(右ハンドル):578万円(税込み)