アルファ ロメオは、3月3日に開幕したジュネーブモーターショーにて、「アルファ ロメオ 4C コンセプト」を発表した。
4Cコンセプトは、全長約4m、ホイールベース2.4m以下というコンパクトなミドシップ・2シータースポーツで、8Cコンペティツィオーネのスタイリングを感じさせるものとなっている。
エンジンは直列4気筒1.75L直噴ターボを搭載し、最高出力は200PS以上を発生。乾式デュアルクラッチトランスミッション、アルファTCTとの組み合わせにより、最高速度は250km/h以上、0-100km/h加速は5秒以下というスペックを誇る。
また、ボディやフレーム素材にはカーボンとアルミニウムを多用することで、重量を大幅に軽減。車両重量はわずか850kg以下に収め、4kg/ps以下というパワーウェイトレシオを達成し、40:60という前後重量配分とも相まって、最大限の俊敏性と優れたハンドリング性能を実現した。
このアルファ ロメオ4Cコンセプトは、市販化を前提として発表されており、2012年の発売を予定している。