ステランティス・ジャパンは2024年7月3日、アバルト「695」シリーズ最後のモデル、限定車「アバルト 695 75 Anniversario(セッタンタチンクエ アニヴェルサーリオ)」を350台限定で発売した。
2024年5月末でアバルト 695の日本向けの生産が終了しているが、今回の限定車が「695」シリーズとして最後のモデルとなる。アバルト 695 75 Anniversarioは、アバルト・ブランド設立から75年の歴史に敬意を表し、またこのモデルの排気量にちなんで、世界限定1368台で発売される。日本市場向けには350台の割当となっている。
アバルト 695 75 Anniversarioは、1.4Lのターボエンジンで、180psを発生する695コンペティティオーネのパワートレインがベース。0-100km/hは6.7秒。ハイパフォーマンス・エキゾーストシステム“レコードモンツァ”も装備している。
特別仕様としてブラックのエクステリアにゴールドのアクセントを加え、マニュアルトランスミッションを搭載するモデルだ。また、ブレーキは大径のドリルド・フローティングブレーキディスクを装備している。ボディカラーは人気の「Nero Scorpione(ブラック)」を設定。
シートはヘッドレスト一体型のサベルト製75 Anniversario専用スポーツシートや専用エンブレム、ゴールドの専用サイドストライプ、スコーピオンルーフデカール(ゴールド)を装備するなど特別仕様にふさわしい仕上げになっている。