【凄い】フェラーリ幹部 報酬を全額寄付 全方位で支援【新型コロナウイルス】

新型コロナウイルスがヨーロッパで猛威をふるい、特にイタリアでは多数の感染者、死者が発生。医療体制も危機に瀕しています。フェラーリ社の幹部は2020年4月20日、年間報酬の全額! または一部を寄付し、地域を支援する活動の資金とすることで合意したことを発表しました。まずは近隣のマラネッロ、フィオラノ、フォルミジネなどを集中的に支援します。

総額2億円以上

支援は、総額で200万ユーロ(2億4000万円)に迫る基金で行なわれます。この基金は、フェラーリの会長、CEO、取締会役員が4月から年末までの報酬全額を、そしてシニアマネジメントチームも同期間の給与25%を寄付することで作られています。

近隣の町への支援として、各自治体と調整した結果、まずモデナ総合病院とバッジョヴァラ、サッスオーロの病院で使われるCOVID-19の検査機器・診断装置を購入します。検査・診断機は、短時間(4〜8時間)で結果が出るため、今後の感染抑制や予防に役立てることができるようになります。

また救急医療サービス車両を購入し、モデナの地域医療施設のボランティアに寄贈され、マラネッロのボランティア組織が地域で緊急事態に対応する際に使用できるようにします。

さらに学校用コンピュータ機器、ノートPCやタブレット端末、ポータブルモデムを購入し、三つの町の小・中学校に寄贈されます。こうしたIT端末により、緊急事態下で教育の基本形態となっているオンライン授業の効率的な提供・参加が可能で、すべてのIT機器は感染の収束後も各学校で使用されることになっています。

地域住民のために、特に危機的状況下で困窮するマラネッロの家庭のために、食料品引換券や必需品の購入も支援し、配布を行なうことにしています。

なお今後数週間のうちに、さらなる地域支援の活動内容が発表されることになっています。

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COTY
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