VOL.91 吉田由美のピンポイント&チャームポイント
先日、「ジャパンEVラリー2017 白馬」に参加するため、久しぶりに「BMW i8」に乗った私。
「BMW i8」は、2014年に発売したBMW初となるプラグインハイブリッドのスポーツカー。BMWの「i」シリーズは、BMWの提案する持続可能な次世代モビリティを具現化したBMWのサブブランドで、現在のところピュアEVとレンジエクステンダーという2タイプのシステムがあって、モデルは「i3」とプラグインハイブリッドの「i8」があります。
「i8」のエンジンはMINIと同じ排気量の1.5L 3気筒ターボ。見た目より燃費がいい!ただ、3年前に発売されたクルマなのに、安全装備は少し古い感は否めません。
たとえば搭載されているのはACCではなく、クルーズコントロール。ポルシェやほかのスポーツモデルではありがちですが、昨今のBMW車には基本的に搭載されているため、なんとなく違和感。
最大のエンターテイメントはドア。スポーツカールック&ドアが上に開くバタフライドアは、存在感ありあり。
4人乗りの2ドアクーペですが(とはいえ、後席はほとんど人は座れません)、大きなドアが横に開きながら上に上がるため、最低でも運転席側に1mぐらいの余裕がないとドアが開かないという事態に陥ります。そのため、駐車場では端っこに止めたり、駐車場のチケットを取る場合でも、ドアがぶつからないようにかなり離して止めなめればなりません。
ついでにドアが開いたときは高くまで持ち上がるため、駐車場には高さも必要。
しかし、ドアが開いているときの注目度は凄い!
ドアは閉まっているときは、まあ普通にスポツーカーという感じですが、ドアが開くとオーラ全開!まるで「私、脱いだら凄いんです」といった雰囲気のセクシーボディに変身。
ちなみにi8の航続距離は約500km。最高速度は250km/h。モーターだけでも最高速度は120km/hで最大35kmの走行が可能です。
白馬でのイベントには小学生ぐらいの子供たちも来ていましたが、バタフライドアのi8のインパクトはかなり強かった様子。
とはいえ、「i8」ライフは、生活にも心にも、そして時間にも余裕がなければこのクルマは所有できないようです。
いくらハンサムくんや美女でも、気を遣わねばならないのは嫌だな。
といいつつ、時々なら許せてしまうんですよねー…(笑)
やはり綺麗なものには弱い!?