吉田由美のピンポイント&チャームポイントVOL57
ジャガーXFがフルモデルチェンジ!
ジャガーのクルマと言えばこのところ、アルミニウムをふんだんに使った軽量モノコックボディや、イアン・カラムのクーペライクなシュッとしたデザインでちょっと垢抜けた感がありますが、今回の新型XFもそんな感じ。
ただ……どのモデルを見てもジャガーとわかる一方で、デザインが共通しすぎて車種の違いが分かりにくいと思うのは私だけでしょうか?
今回の「XF」の試乗会では、同時に「XE」に追加されたディーゼルモデルも試乗しました。確かに言われてみるとエアインテークのデザインなどで横に並べると違いは判りますが……単体だと今ひとつわかりにくいかも。
ちなみに「XF」のモデルラインアップは5つのグレードがあって、エントリーグレードが「Pure」でその上にラグジュアリー系の「Prestige」と「Portfolio」。また、スポーツ系のラインアップで「R-Sport」と「S」があります。搭載エンジンは2.0L4気筒ガソリンターボ、2.0L4気筒ディーゼルターボ、3.0L V型6気筒スーパーチャージド・ガソリンエンジンの3種類で、8速ATと組み合わされています。
車間距離をキープしながら安全に走行する「アダプティブコントロール」なども搭載されています。またハンドル奥は液晶のパネルになっていて、12.3インチの大型「TFTインストルメント・クラスター」にナビ画面などが映ったり。
しかし、私が反応したのは、スタート/ストップのスイッチ。こちらは開錠し、ドアあけてクルマに乗り込もうとすると赤く点滅します。この回数は動物のジャガーの心拍数と同じく1分間に72回!
その話を聞いてから、急にこのスイッチの点滅している様子を見るとなぜか心臓がドキドキする私。心拍数をイメージするからなのでしょうか?
「ドキドキするような場面は恋愛状態に似ているので、お化け屋敷とかジェットコースターなどで異性とドキドキを共有すると恋愛に発展する可能性が高い」と聞いたことがあります。いわゆる「吊り橋効果」。もしかしてXFに意中の異性と乗ってその話をしたら、恋愛成就……になんてなってしまうかも!?(笑) でも、それなら私が真っ先に使います!(笑)