【コラム】「ジャガーのベイビーは二刀流。これからはじまる“翔タイム”(ショータイム)」~ジャガー E-PACE

Vol.106 吉田由美のピンポイント&チャームポイント

このところのSUVブームにがっつり乗っかった「ジャガー」
2016年、ジャガー初のSUV「F-PACE 」がスポーティ&ラグジュアリーで登場したと思ったら、早くも弟分が登場!

その名は「E-PACE」

そしてこのネーミングが物議をかもしています。
ジャガーのSUVは「PACE」シリーズとなっていますが、気になるのはこの後に登場するジャガー初の電気自動車SUVが「I-PACE」。むしろ電気自動車だと「Electric」の「E」が車名に使われることが多いので、「E-PACE」という名のほうがしっくりきますが、なぜそうしなかったのは謎。

Vol.106 吉田由美のピンポイント&チャームポイント ジャガー E-PACE

想像では、すでに「XE」のように車名に「E」が使われているからだとは思いますが、ややこしいことになりそうな予感(笑)

Vol.106 吉田由美のピンポイント&チャームポイント ジャガー E-PACE フロントイメージ

それはそうと、ジャガー最小サイズのコンパクトSUV「E-PACE」。F-PACEよりすべてにおいて一回り小さいのため、「ベイビージャガー」と呼ばれていますが、性能は全くベイビーではありません!

Vol.106 吉田由美のピンポイント&チャームポイント ジャガー E-PACE リヤスタイル

見た目のデザインこそF-PACEに比べると、ちょっと丸みがあって柔らかい感じに見えなくはありませんが、むしろキュッと絞って“細マッチョ”になった感じで、身軽で運転しやすそう。さらに、ジャガーのピュアスポーツカー「F-TYPE」からインスパイアされたという、流線型のルーフラインや、アーモンド型のサイドウインドウ、ロングホイールベース&ショートオーバーハング、テールランプ、リヤフェンダー。また、前席のセンターにある「ラップラウンドハンドル」から運転席を囲むようなコックピットのデザインは「F-TYPE」譲り。

そのクルマの剛性の高さは、「E-PACE」で回転しながら1回転捻りをするプロモーション動画からも伺えます。しっかりと跳べるようになるには、ねじり剛性、走り、着地もしっかりしていないとクルマに与えるダメージが大きくなるため、クルマがしっかり造られている証拠。

Vol.106 吉田由美のピンポイント&チャームポイント ジャガー E-PACE フロントウインドウ内親子ジャガー

そして2.0Lのガソリンとディーゼルモデルがあり、トランスミッションはジャガー初採用の9速ATを採用。そのパフォーマンスはまったく「ベイビー」ではありませんが、フロントウィンドウの助手席側端っこや、ウェルカムライトに「親子ジャガー」のモチーフ。

Vol.106 吉田由美のピンポイント&チャームポイント ジャガー E-PACE コックピット

このE-PACEを例えるなら、現在メジャーリーグで大活躍中の大谷翔平選手。ご存知、ピッチャーとして投げても、バッターとして打席に入っても超一流の二刀流ですが、メジャーデビューで初ホームランという快挙を達成し、ベンチに戻ってきたのにチームメートたちは大谷選手を無視。しかしこれは「サイレント・トリートメント」というメジャー流祝福の洗礼。これに対して大谷選手が「あれ?お祝いしてよ~」的な行動がキュートで可愛いと評判に。

まさにE-PACEもスポーティな走りと広い室内や実用性を兼ね備えた二刀流。そしてルーキーということでもまさに今年誕生したばかりの「ベイビー」ちゃん。

あ、ルックスを入れたら「三刀流」になっちゃいますね!(笑)

というわけで頑張れ、大谷選手!
そしてこの後も私たちに「翔タイム(ショーターム)」をたくさん見せてください!

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