「吉田由美のピンポイント&チャームポイント」VOL20
前回のこのコラムでは「BMW4シリーズ・カブリオレ」を取り上げましたが、今回もオープンカーが続きます。「シボレー・コルベット・コンバーチブル」でオープンするルーフの話…と思われるかもしれませんが、そこは「吉田由美のピンポイント&チャームポイント」ですから、もちろん違います(笑)。
もちろん、「コルベット・コンバーチブル」の存在感は、ハンパじゃありません! 特に、お借りして試乗したクルマは、ペタッと横広なボディに鮮やかなイエローのカラー。乗ってて目立たないわけがない。しかも、オープンモデルだからならなおさらです。
6.2LのV8型エンジンを搭載し、エンジンをかけるとますますの存在感を発揮。アメ車好きじゃなくても、思わず振り返って2度見してしまいます。
そして乗り込むときの妙な緊張感。このところのアメ車はめちゃめちゃセキュリティが高いんです。タワーパーキングに駐車する際、セキュリティ・スイッチを切らないとアラームが鳴り響くので、その解除の仕方や、車内にキーを置いたままに外に出てしまうと、鍵がかかってしまう「インロック」に注意などの話を聞き、気持ちを引き締めてコルベットに乗り込みます。
外からドアを開けるときのスイッチや、ドア内側の小さなスイッチが、このクルマの「開けゴマ」。さすが、ネオンなどで24時間きらびやかな街、ラスベガスやニューヨークのある国! 電子制御バリバリです。しかし、私が今回、取り上げたいのはそれでもないんです…え、早くしろ?(笑)。
ところで新型「コルベット」シリーズは、人気があってなかなか個人的に試乗するスケジュールに恵まれなかったんです。以前開催された試乗会以来、やっとこの夏になって「コンバーチブル」に試乗できたのです。
そしてそこで発見しました! カーナビ画面の後ろが空洞…つまり、収納になっているんですよ。まるで隠し扉みたいに! スクリーンが下がると、収納に早変わり。普通、知らない人は、こんなところに収納があるなんて気が付かないはず。これで気兼ねなく、外したピアスやジュアリーなんかも置いて行けちゃう!
それにしても、こんなスタイリッシュなクルマにまで、防犯意識の高いといのが、アメリカらしさが見えますよね~。では、また次回お目に掛かりましょう~。