吉田由美のピンポイント&チャームポイントVOL14
こんにちは、ごきげんいかがですか? 吉田由美です。このところ、いろいろなところで「何周年記念」というものを耳にする機会が多いような気がします。英国の高級車「ベントレー」も、「コーンズ」が日本に導入してから2014年の今年で、50周年を迎えたとのこと。
それを記念したイベントが先日、英国大使館で行なわれ、国際試乗会などに先駆けて、2014年のジュネーブショーで世界初公開された「フライングスパー」のダウンサイジングモデル「ベントレー・フライングスパーV8」が登場しました~。
各種いろいろなリリースが出る前のお披露目とのことですが、でも見たり触れたり、乗り込んだだけでもその高級感やつくりの美しさなどが伝わってきます。
素材も違うし、一つ一つの、ものの重厚感や輝き具合、すべてがこだわりすぎる! まあ、お値段1890万円もするのですから、当然と言えば当然かもしれませんが。
ちなみにこの価格が発表されたときに、「リーズナブルな価格は…」というコメントを聞いて、一瞬「1890万円でリーズナブルか!」と心の中でつっこみを入れましたが、6.0LのツインターボW型12気筒の「W12モデル」が2280万円。一方のこちら「フライングスパーV8」は4.0LツインターボV8型エンジンで1890万円…。確かにちょっとお安くはなっていますが、すでに「安い」というお値段ではありません(笑)。
それにしても、何もかもがオブジェな感じの「フライングスパー」。庶民の私には、前席ドアの内側で窓下部分のでっぱりなど、デザインとはいえ「?」な部分もあったりするのですが、後席に座って前席後ろに付いている木目のテーブルの中に内蔵されたミラーにはちょっとワクワク。もちろん、後席用のスペシャルミラーなのですが、まあ、角度などは微妙ではありますが、そこに「ある」というだけで「おお~~っ!」と思ってしまう存在感。
つい庶民なもので「これでお値段お幾ら万円?」などとセコイことを考えてしまいます。昔持っていたオルゴールやおもちゃの宝石箱だったり、子供のころに流行っていた「テクマクマヤコン」のコンパクトの高級バージョンな感じ。なんだかんだ言って、女子はこういう小ワザに弱いんです~~!(笑)。