【今日の編集後記】年末のドタバタで、どうもうすみません

みなさん、明けましておめでとうございます。本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。【今日の編集後記】もなまけ癖がでてしまい、すっかりご無沙汰してしまいました。今年は更新頻度をあげるぞ!と意気込んでみました。

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さて、年末に起こった事件のお話を。

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雪上試乗会は何事もなく、終了したのだが・・・・・・

マツダの雪上試乗会のため、旭川へ向かった。予定では1泊2日の日程で、前日入りし、翌日の夕方に終了。旭川空港から羽田へとう日程だったが、かねてから札幌に行く予定があり、このタイミングは絶妙とばかりに、旭川からの便を札幌に変更してもらった。

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新型CX-5にも試乗できてニコニコ

ここまでは順調。

雪上試乗会は無事に終了し、勉強も兼ねた試乗はいつもどおり記事化しますんで、少しお待ちください。試乗終了後マツダの試験場がある「剣淵」という町にあるJRの駅まで送ってもらい、一路札幌へと向かった。

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剣淵駅の待合室にて

剣淵から札幌への移動は、いろいろネットを駆使して調べたところ、JRしか選択肢になかった。北海道はバスでの移動が発達していて料金も安いから、バス利用がお得なのだが、主要駅からしかバス便がなく、旭川~札幌便はあるものの、剣淵~旭川がない。そこでJRローカル線の旅を選択。

剣淵駅は無人駅で待合室の様相は絵にかいたような田舎の駅。正方形の部屋の真ん中にストーブがあり、周りにイスが置かれている。
「プラスチックの椅子に座布団や毛布が敷かれていて、気づかいというか、優しいというか、TV東京的に【人情ふれあい旅】みたいだなぁ」
お婆さんがひとり待合室に座っている。剣淵駅には、改札すらなく駅との境になるフェンスや垣根などもない。道路からそのままホームになる。

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プラットフォームは立派。しかし、無人駅なのだ。この写真撮った時間は17時すぎ

こうした駅は何度も見かけるし、TVなどでも見るが、実際に乗客となって乗るのはたぶん、初体験。何せクルマに乗るのが仕事なのでね。

時間が近づくと地元の高校生たちが数人やってきた。寒いせいか、みんな静か。女子高生と言えば、キャッキャうるさいのが当たり前だが、みなさん、静かに話す。男子はヘッドホンをしてひとりぼっちスタイルがクールなのかも。男子高校生も数人いるが、いずれも単独でホームに立っている。

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時刻表は暗記できる本数

列車到着の頃になると乗客は十数人になった。電車は一両編成でディーゼルの汽車。ドアがあくとワンマンバスと同様に乗った駅のチケットを受け取り、料金が電光掲示板に表示される。運転士が車掌も兼ねている。当然、みなさん定期。生活のアシなわけね。ちなみに、ホームには駅員さんはいなかった。

■ローカル列車の旅
剣淵の駅からディーゼル車に揺られること1時間半で旭川につく。意外と遠い。ところがエンジン音は静かで揺れもあまりない。暖房はしっかり効いていてコートは不要。乗り心地も硬くなく快適なものの。だがシートが(座席)が硬く、しかも直立のシートバック(背もたれ)だからリラックスして座れない。長時間の移動は疲れる。クルマのシートがいかに高性能なのかよくわかる。←職業病。

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昔ピップエレキバンのCMで話題になったピップ駅

12月の北海道は4時には暗くなり、車窓は真っ暗。景色がまったくわからない。窓には自分の顔が写っているだけだ。旭川が近づくと、道路には街頭が灯りクルマのヘッドライトが時々見える。次第に民家が現れビルがちらほら。終着間近の旭川駅ではネオンもバッチリと決まる夜景になった。

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途中、反対車線の電車が鹿と衝突したということで、臨時停車。馴れているのか、15分ほどで動き出した

旭川から札幌へはL特急に乗る。こちらも1時間半かかる。無人駅の剣淵では当然切符を購入していない。旭川駅では改札を出ることもなく、プラットフォームを移動して札幌行きに乗り込む。電車内はガラガラで、1車両に自分だけ。座席は向かい合いの4人掛けだが、入り口付近にシングルシートがある。ガラガラに空いていてもなぜかこのシートを選択する小市民のタカハシ。売店で購入した缶ビールとサケとばで一杯。時間は夜8時すぎ。

定刻通りに発車し、車掌が検札。そこでようやく切符を購入するが、現金でしか支払ができないという。ちなみにsuicaなどの鉄道系カードは全国で使えるようになっているので、特急券も買えるし便利。だが、車内では現金のみ。便利なんだか不便なんだか。通信環境が未整備なのかもね。もっとも1車両にひとりの乗客に、そのコストはかけられないという事情も見えてくる。そんなことをぼやっと思いながら、2本目の缶ビールをプシュ。その夜は10時にはホテルに着き、無事北海道ローカル鉄道の旅からL特急の旅が終了した。
つづく

こんなブログ、続きものにすんな!という叱咤が・・・

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