新型セレナの試乗会に参加してきた。
タカハシがプロデュースするラジオ番組のDJ、藤本えみりさんと番組ディレクターの計3人で。ミニバンは注目度も高く、気になる人も多いでしょう。ラジオ番組でも取り上げることにしました。
DJの藤本さんは大のクルマ好きで、自分でも愛車チェロキーでドライブすることが多いそう。しかもXJ型というマニアな路線。藤本さんのルックスとはギャップがある選択肢だと思う。そしてA旧←ライセンスも持ってます。本ちゃんのレース出場経験はなさそうですけど、、サーキット走行の経験はバッチリ。レッスンも過去に受けたこともあり、知識もばっちり。市街地の運転もばっちりな方です。ただし、スピード狂ではなく、どちらかというとスローなほう。A急ライセンスじゃない。
新型セレナは日産の横浜グローバル本社を起点に、本牧ふ頭やみなとみらい周辺、首都高速・横横道路などがあるエリアでのテストドライブ。
話題のプロパイロットの体験も重要なタスク。藤本さんのマイカーにACCとか、旧式のクルコンがあるのか知りませんが、いずれにせよ、かつてのクルコンは、まぁ、単にアクセル開度が一定に保てるだけですから、そりゃ、実用度は低かったですよ。
藤本さんが先端のクルコンをどこまで知っているか?はわかりませんがセレナで自動追従、発進、車線キープなどが自動制御されるプロパイロットを体験したのです。
「ハンドルの右側にあるプロパイロットのスイッチ入れて、十字ボタンの↓を押せばセットできる」と後席からタカハシが教えると、
「あ、これね。えーと」
「あ、藤本さん、クルマが走っているときじゃないとダメなんで、動き出したら試してみて」
「そうなんですね。了解です。このまま高速乗りますね」と理解し、順調に走る。
走っていないと、設定できない。というのは、セレナに限らず、すべてのクルマで同じ。このあたり、改善の余地ないですかね?エンジニアのみなさん。
「え~と、このスイッチね。・・・・、・・・・・自動にならない」と頭をかしげながら、スイッチを押す。
「なんでダメなの?」
「設定中にブレーキ踏んだりすると、解除されちゃうので、いま、結構交通量多いから難しいかもよ。でもタイミングがあえば大丈夫だと思うけど」
「え~と」
「あ、あ、あ、あぶない、前見て、前、まえ、マエ!」と助手席のディレクター。
「あわあわ、ごめんなさい、つい、ハンドルに目が行っちゃって・・・」
「交通量がすくないところで」とディレクター。
「え~と。おかしいなぁ。なんでダメ?」
よく見ると、起動スイッチ、セットを押しているのだが、カメラが前車を認識したり、車線を認識したりするのに多少のタイムラグがある。このセットしてから数秒待たないとプロパイロットは稼働しない。が、普段、ACCを使ったことがないだろう藤本さんは、セットしたらすぐに稼働するものと思い込んでいるフシがある。
これ、じつは大事なポイントですよ。分かっている人には当たり前でも、知らない人には「なんで起動しないんだろう」って思う。だから、
手元を見ると、セットを押した後、すぐに十字キーの上とか←とか→を押している。
「カチャカチャ、う~ん。カチャ、カチャ、ダメだぁ、はぁ。ダメだ。」
クルマが喋れれば、「おいおい、、運転手さん、プロパイロット起動すんのか、しないのか、どっちなんすか?」と聞きたいだろう。セット、解除、セット、解除を繰り返しているのだから。
「あ~私、才能ないな。ダメだこれ」って。。。
「だれでも簡単に起動できるように、っていうのがひとつアピールポイントなんだけど」とタカハシが言えば
「これ難しくないですか?」
藤本さんに限らず、使ったことがなければ、誰でもこうなるかなぁ、って思う。
結局、何度かセットできたタイミングがあって体験はできたので、プロパイロット・セットアップインプレッションを放送します。