クルマと過ごす日々vol.74

悶々とした日々が続きますが、みなさん体調は大丈夫ですか?

先が見えてこない状況が続き、不安が増すばかりですが、こうして自宅に軟禁されている状況を利用して、タカハシは「これまでできなかったこと」に挑戦することで気を紛らわしています。

自宅のリビングから全く動かないという日が4日連続した時は、さすがに外に出たい衝動に駆られ、近所のスーパーへ買い物に出ました。で、やることは料理ですね。その結果、かなり「とんちゃん」になってきました。

「こりゃいかん」って思っても、スポーツクラブへ休業要請のニュースを聞く。そこで働くインストラクターの多くがフリーランスだそう。その人たちはスポーツクラブからは何の補償もないということで困窮していると。そのフリーのインストラクターの指導で日常の営業が成り立っているのに、何の保証も補償もないのはどうかしてるぜニッポンと思いますが、一刻も早く日常に戻らないと。。。

SNSも普段は全くと言っていいほどチェックしていないのですが、時間ができた今、少し見るようになりました。すると「正義中毒」という言葉が出ていて、「まさに!」ってピンときました。普段やらないことへの「挑戦」です。チョーセンは大袈裟。

自分がSNSにあまり興味を持てない理由のひとつは、「もしかしたらこれだったのかもなぁ」と気づかされました。

「自分が正しい、人の考え方が許せない」「あげ足とり」

人それぞれなんだけどSNSになると「正義」が頭を持ち上げてくる人が出てくる。脳科学者の中野信子さんが、「これは正義中毒という病気なんです」と言ってました。詳しくは忘れましたが、判断が自分中心になっちゃうのが原因といったような内容でした。

「せっかくアドバイスしてあげているのに」という本人は善意のつもりなんですけど、実はピントがズレていて、参考にならない。その裏側には価値観の違いも存在していて、現実に照らした時に何が正解か?はいつも、やってみないと分からないのが日常ですよね。

それがSNSだと「自分が正解」になっちゃう。こうした状況はFace to Faceだとそこに議論が生まれ、実は正解ではなかったということもあり、結果、本当の正解が出てくることもあります。そうしたことは経験的に知っているのですが、そのF2Fが今はできない。

*写真はイメージです。本文とは関係ありません

みなさん、自宅のリビングが集中治療室。精神もリフレッシュしたいですね。

若い世代と話をすると、そのSNSの影響なのか、自分の時代との違いを感じます。これがいわゆる「歳取った証拠」ですけど、今の若い世代はPCもスマホもインターネットもあり、TVや新聞を見ない人が多い。YouTubeやネット配信番組、キュレーションサイトを見て情報を掴む。そしてときどきSNSで、ネット上の「友人」とコミュニケーションをとる。

こうした行動は、「すべて自分中心で自分の思う通りに」時間が使え、自分の知りたい情報だけを得ています。その結果、知っていることと知らないことの落差が大きく、興味のないものは全く知らないという人が多くなってます。

今、空いた時間を使ってYouTubeで勉強しています。「挑戦」です。数ⅡBが忘却の彼方・・・


タカハシの時代は一家に1台のTVで、チャンネル権は親。こどもが独占できる時間はわずか。その結果、政治のニュースもみたし、社会、経済のわからないことを親から教えてもらって、大人になっていったと思う。

「今の子たちは大丈夫なのかなぁ。こういう育ち方をして」と思いますが、そういう育ち方をした人たちで形成される社会に変わっていくので、まぁいいか。そのうち老害と言われるわけですね。

だけど、「この子は優秀だなぁ」って思う子ももちろんいます。そういう子は大抵、昔ながらの育ち方をした人が多い気がします。親や祖父母と同居しているとか、体育会など上下関係に厳しい環境で育ったといった人たち。その人たちとはたとえ10代でも違和感なく付き合えます。以前、20才になった若者と居酒屋へいきました。すると、「焼酎を飲んだことがない」という新鮮な発言に気分良くなりました。ははは。「彼にとっては挑戦」。旨かったのか聞くの忘れた。。。健忘という症状が悪化しないように・・・

ドイツは文房具文化が根強く、PCが発達しSNSが発達した今もノートを取る習慣があるそうです。子供の頃から万年筆が使えるようにLAMYのようにエントリー万年筆も浸透しています。そして一度だけ修正できる特殊なインクもあるそうです。

そうすることで間違えないように文字を書き、集中力と伝え方を子供の時に学ぶそうです。余談ですが、ドイツのインクはブルーです。ボールペンもブルーです。日本では公式なものにサインするときブルーはNGで、黒のボールペンで記入します。カーボンはブルーなのに、なぜでしょうね。タカハシは日常ブルーインクを多用してます。関係ないけど。

そうした筆記文化、F2F文化はインターネットの時代になっても人間形成に大きな影響がある気がします。フランスやイタリアとかラテン系は特に、今でも電話でよくしゃべります。電話を使う人がじつに多い。街中歩きながらも通話しています。

言葉のやり取りを楽しんでいるのでしょう。ノリツッコミみたいな会話はアメリカでよく見かけます。レストランでウエイトレスが注文を取りに来ただけなのに、1分くらい普通に会話する。最初は料理の説明なんだけど、客もおすすめ料理にまつわる「エピソード」や「例え」を一言二言よくしています。フランスやイタリアだと3分くらい話す。そのうち、隣に座って話し込むんじゃないか?ってシーンも目にします。

日本はデジタルか?

軟禁生活にも疲れてきていますが、もう少し何に対しても緩さが欲しくなっている今日この頃です。みなさまご自愛ください。

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