今冬最後の雪ネタはマツダの雪上取材会。ここは北海道の剣淵という旭川から北へ2時間ほど行ったとこにあるマツダの冬場の試験場です。
3月上旬の訪問でしたので、雪解けと降雪の繰り返しの時期で、だいぶ雪も緩んでました。写真のこの景色を見た時、「こういう状況が大きな建物だと、事故につながるんだぁ」なんて感想を持ちながら、携帯で写真を撮っているのはジャーナリストの佐藤久実さんです。
なんでまた、こんな写真を撮っているのか・・・
マツダ3のセダンです。
フロントグリルを一周しているメッキ加工のフレムはブラックアウトしてますね。これ実車もそうであれば、かなりワルそう〜な感じでいいですね。
目つきもワルそうだし。。。
注目したのはAWD制御をGVC+と組み合わせた技術。この時はその技術搭載モデルがマツダ3に間に合わずCX-3に搭載した車両でテストしました。
記事はこちらに書きました。
マツダはMBDを駆使し、スカイアクティブを開発してきましたけど、MBDを開発ツールとして使いこなすのがすごいですね。
結局求めるものを考え、仕様書を作るのは人間の脳なので、アイディアがなければ優れた開発ツールのMBDでも、宝の持ち腐れですからね。
何を言っているのかと申しますと、高応答型エンジンであるスカイアクティブのレスポンスを何も燃焼だけに使わず、トルクコントロールにも利用したのがGVCです。
今回の技術はさらに、AWDのトルクをリヤに流すタイミングもコントロールして、GVC+に組み合わせた技術何ですね。そうしたら、思いも寄らない「ジャッキアップ効果」を体験するわけですよ。
これはものすごい安定感と接地感を体感するわけで、雪上でも安心してアクセルが踏めるということ体験します。
じゃ〜ん。新型BMW3シリーズです。
F30型オーナーでもあるタカハシですが、このG20型になったことで、旧型となりました。F30型は前型のE90よりサイズアップし、豪華になり「これが3シリーズ?」というほどサイズアップしました。
けど、こんどのG20はさらにサイズアップです。ちょっと前の5シリーズサイズになりました。
ボディサイズなどはこちらの記事で書きましたが、なにも3シリーズだけでなく、各社ボディサイズがアップしているので、それほど驚くことはないのですが、いよいよ、マイガレージには治らないことになりマンションの古さを実感するわけです。
試乗したのは導入ファーストエディションの330i M Sportです。2.0Lターボですけど400Nmですよ。ガソリンエンジンも進化してますね。
アジリティとコンフォートとバランスした印象で当面、スポーティセダンのハンドリングベンチマークは変わらずBMW3シリーズなんだろうなぁと感じました。
ジュリアのようにものすごく敏なハンドリングもありますけど、セダンなんでね、このBMWあたりが落としどころかと。