【コラム】クルマと過ごす日々vol.32 タイヤの勉強、レース、新車試乗の一週間

ミシュランの勉強会がありました。ミシュランというとフランスのタイヤメーカーとレストラン格付けのガイドブックが有名ですよね。われわれは当然タイヤメーカーとして古くから認知していて、40年以上前から「ミシュランのタイヤは軽い、高速真円率が高い」などの都市伝説的な教育を受けていました。

今回の勉強会テーマはタイヤから発せられる「音」についてです。EV車が増えるとノイズは気になり、これまでのガソリン車では指摘されなかったノイズが指摘されるようになる、というのがクルマの開発で課題になっているのが現状です。

クルマと過ごす日々vol.32 太田市 ミシュラン太田サイト 研究センター
群馬県太田市にあるミシュランの研究ラボ

特にタイヤからの音には敏感な日本人ですので、ミシュランが考える音について勉強してきました。その記事はこちらに掲載しました。ちなみに、タイヤに求める性能で、日本は1位が静粛性で、欧州では1位がウエットブレーキという調査結果だと昔から言われていますね。
ミシュランの最新技術レポート タイヤノイズの低減は重要なタイヤ性能のひとつである

で、日本のミシュランは、フランスから輸入している販売会社のイメージってないですか? じつは、ミシュランの研究施設は、フランス、北米、日本の3か所で、日本からは、この音の研究とスタッドレスの開発は日本から発信されています。ここでの研究成果はグローバルでミシュランに提供されています。そして試作タイヤも製造できる設備もあります。ちょっと印象がかわりますよね。

クルマと過ごす日々vol.32 山内英輝選手 井口卓人選手
BRZ GT300をドライブするドライバーと記念写真撮ってもらいました。左が山内英輝さん、右が井口卓人さん。

先週末はスーパーGT Rd5富士スピードウェイへ取材に行きました。スバルSTI技術の連載をやっていますが、今年は苦戦していますね、ファンからもヤジが飛んでます。関係者全員が勝利を目指して頑張っているのは言うまでもありませんけどね。
2018レースカーから探るSTIの先端技術

FSWでは室谷義秀さんのデモンストレーション飛行の演出もあり、迫力満点。なにせグランドスタンドの中腹くらいの飛行高度で飛んでくるんですから、一見の価値あります。
その時の動画がこちらです。

クルマと過ごす日々vol.32 スーパーGT ピットウォーク
それにしてもスーパーGTの人気は凄いですね。ピットウォークの時は満員電車なみにピットロードが埋め尽くされます。

クルマと過ごす日々vol.32 ホンダ・クラリティPHEV
ホンダ クラリティPHEVに試乗しました。記事は間もなく公開されます。こちらほぼEV車ですね。今度長距離を乗ってみたいと思います。

クルマと過ごす日々vol.32 ホンダ・クラリティPHEV リヤフェンダー
リヤフェンダーはインサイトを思い出させますね。

クルマと過ごす日々vol.32 ホンダ・クラリティPHEV インテリア
インテリアは未来カー的な雰囲気はありますが、木目のパネルをつかった旧おじさん仕様です。なんで木目なんでしょうか。木目は高級というかつての価値観からの採用でしょうかね。クルマがいいだけに残念でした。

皆さんにお知らせです。サイトをリニューアルしました。表示速度も速くなり、スマホでもPCでもグッと使いやすくなったと思います。
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自動車ニュースまとめ

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日産オールラインアップ試乗会と中期計画 m.o.v.e. to 2022

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雑誌に載らない話。こちらは結構マニアな話が多いのでお好きな方向けです。
雑誌に載らない話

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