クルマと過ごす日々 vol.23
いつも編集長タカハシのブログを読んで頂きありがとうございます。何んの役にもたたないかと思いますが、箸休めにお付き合いください。実は、これまでのライフサイクルと少し時間の流れが変わってきたと感じている日々です。
相変わらず新型車には試乗させてもらえるチャンスがあり、じゃんじゃん試乗してレポート書いて、そして使われる技術を勉強してというのは、これまで通りですが、今季はレースをカバーする仕事が入ったことで少し変化が起きてます。
これまでもスーパーGTは取材していたのですが、ラジオでの放送で、しかもスピーカーはオフィシャルアナウンサーのピエール北川さんでしたから、安定感バッチリで安心していました。だから、事前に原稿を用意したりせずとも、瞬間的に彼は言葉が出てくるんですね。実況というのはそういうことかと、毎度感心させられます。
ですが、今季はスバル/STIチームのマシン取材があり、これまでの取材体制と大きく変わりました。レースカーなんで、見た目では分からないことや知らないことばかり。まぁ〜勉強が大変です。
取材の方法も少し変化し、GTAが販売するアプリでデータチェックも必要。持ってなかったiPadも購入しました。
新型車ではルノーカジャ―とボルボXC40に乗りました。カジャーは量販モデルだけど、この見た目のカッコよさはスペシャル感たっぷり。しかも走ればそのドライバビリティには頭がが下がります。
4年ほど前にドイツのSACHSの工場を訪ねたとき、エンジニアがフラットベルトでのショックアブソーバーテスターは自動車メーカーでも持っていない設備で、SACHS製品が高性能な秘密でもあるという話をしていました。つまり、ハンドルを切ってコーナリング中の動きがテストできるわけです。ところがルノーだけは同様の装置を持っていると言ってました。まぁ、サプライヤーに任せず、自分たちでテストしているこだわりですね。
だからニュルブルクリンクでFF最速の称号にもこだわるわけですね。で、このカジャー。そのハンドリングがしっかり埋め込まれています。このデザインとハンドリングはさすがルノーのこだわりです。が、それ以外はクラスレベルという印象でした。間もなく原稿アップします。
ボルボXC40は久しぶりに感動したモデルです。すべて非の打ちどころのない仕上がりです。Cセグメントのプレミアムモデルと呼ぶにふさわしい出来栄えで、新しいプラットフォームも文句ナシです。
そしてSGT開幕戦の帰り岡山空港では、三菱自の水島工場があるため、RVRが展示されていました。話題のエクリプスクロスは愛知県の岡崎工場で生産されているのですが、ここでもエクリプスクロスの展示でもいいじゃん、と思った次第です。