最近の取材ではホンダがN-meetingというメディア向けイベントを開催。ツインリンクもてぎでNシリーズの試乗体験と栃木研究所での見学会があり参加。また、スバルの本社が長年の新宿から恵比寿に移転し、その新社屋でWRXの発表がありました。それと軽自動車にもハイブリッド旋風を巻き起こすきっかけとなる？ワゴンRの試乗会と、いろいろありましたね。
滑りやすい路面を再現し、VASの効果を体験する。雪道と同等かそれ以上に滑りやすい路面。しかしタイヤのグリップ限界を超えてしまえば、どんな制御が働いても滑る。近年、ドイツ・ニュルブルクリンクではポルシェでかっ飛ばす人の全損事故が増えているという。ABSやESCなどの電子デバイスが働くから、コースアウトしにくくなっているものの、タイヤのグリップ限界を超えるような速度であれば、役に立たない。そのため過信したドライバーが勢いよくコースアウト。速度が速い分損傷も大きいということ。
もてぎのメインコース西側にシケインやらスラロームやらを設置し、特設コースを作りタイムアタック。速いのはレース経験豊富な人たち。当たり前か。計測となるとみんな熱くなる。競うのが好きなのね、みなさん。レーシングドライバー系は1分20秒前後で争っていて、編集者系はだいたい1分25秒前後で競ってた。桂さんは1分19秒台で見事表彰台。タカハシは停止線オーバーの2秒ペナルティで1分24秒台とまずまず。ちぃっ！
スバルの本社が恵比寿に移転。1階は大きなショールーム。WRXの発表会も本社ビル内で開かれた。こけら落とし？がWRX。スバルの気合ですかねWRXは。コレ売れるんだろうな、という気がします。レポートはこちらにありますが、まぁ、ドイツ車に匹敵の剛性感、ハンドリングの良さは国内トップでしょう。スバルとマツダは注目ですね。出てくるプロダクトがいずれも高性能でクルマ好きを刺激します。贅沢をいえばイタ・フラのように味のあるモデルが早く出てほしい。
ワゴンRの試乗会は幕張近辺の海浜エリア。左側は海で3車線の広い道路。フラットな道がおおくカリフォルニア・ロサンゼルスみたいな景色。新型ワゴンRはオルタネーターを改良してモーター機能も持たせたマイルド・ハイブリッドになった。試乗レポートによれば、体感はしないが確実に燃費が良くなるという。ガソリンを絞ってパワーを落とし、落ちた分をモーターでカバーする。だから燃費はいいというハイブリッド。これからの小型車の主流になりそうだ。
道路状況がフラットで碁盤のマス目状の臨界エリアでの試乗会が多いスズキ。厳しい条件が少ないだけに評価が難しいくネガが出にくいエリア。でも今回のマイルド・ハイブリッドに関しては市街地のゴースストップと40km/hから60km/hでの巡航がテストできたので、いいコースでした。
