4月1日、恒例のエイプリルフール。さすがに「マジメか!」の国内自動車メーカーではあまり見かけないが、海外では有名企業、もちろん自動車メーカーもきっちりと嘘をつく。この辺を頭に入れておかないと、マジでニュースに上げそうになるのが怖いところ……。
今年のエイプリルフール、この2件をピックアップ。いずれも正式なプレスリリースとして送られてきた。まったく、もう・・・
まずはBMW・MINI。
「BMWジャパンは、同社の扱うブランドMINIにおけるハイ・パフォーマンス・ブランド『MINI John Cooper Works(ジョン・クーパー・ワークス)』の全モデルにウイング・オプションを装備した限定車を設定し、本日限定で、全国のMINI正規ディーラーで販売を行なう」。「このたびMINIは、多くのオーナーに体感していただいている、見えない翼でも生えているような感覚、に注目。ドライビングに精通された方だけでなく、すべてのドライバーにJohn Cooper Worksならではの飛翔感を味わっていただくために、特別なオプションの発売に踏み切りました」。
「MINIウイングオプション。大手航空メーカーとの共同開発により誕生した鉄の翼です。このウイングが本領を発揮するのは高速走行時。威風堂々と風を切る姿をサイドウインドー越しに眺めていただくことで、体感だけでなく、視覚的にも、翼の生えたような走りをお楽しみいただけるようになりました」とのこと。
次はボルボ。
「ボルボ・グループは究極の車両の全方位タイプのエアバッグ・テクノロジーを発表します」。「ボルボはクルマの安全技術開発のリーダーとして全世界で認められていますが、本日、ボルボは『究極的車両プロテクション・システム:External Vehicle Protection (EnVeloP)システム 』を世界初公開します。そして、1年以内に新型V40に標準装備します」。
「このEnVeloPシステム は、V40のルーフ上の小さなコンテナーに格納され、事故の瞬間に従来のエアバッグシステムと同様にバキュームにより展開し・・・」
途中まで真剣に読んでしまったのは、ここだけの話。
もう、勘弁してください。