【ここだけの話】VOL10 最近の試乗会からの・・・スタッフブログ

ここんとこ試乗会に参加したら、自分で原稿を書くケースが多かったので、ブログがご無沙汰になっちゃいました。振り返ると、2月の中旬にレクサスGSの試乗会があり、こちらはマニアック評価に記事アップしているので、一読いただきたい。

イヴォーク
ヒルトン小田原をベースにイヴォークの試乗会が行われた

その後マツダのフル・スカイアクティブ第一弾CX-5の試乗会が都内で行われ、佐藤久実さんにインプレを取ってもらった。こちらは、4/8に「ザ・モーターウィークリー」で放送するので、楽しみにしてください。ちなみに、そのあと、箱根でもCX-5試乗会をやっている。というのは、最初はガソリンモデルだけで、箱根のときにディーゼルが用意された。さらに、4月上旬に鹿児島で試乗会があり、こちらは300kmのロングラン試乗会で、より理解を深めるための試乗会である。マツダはほかにもスカイアクティブへの理解を深めて欲しいということで、横浜にある同社のR&Dでも勉強会というのを開催している。まぁ、われわれメディアにスカイアクティブが浸透しないと、ユーザーにも浸透しくいということなのかも。

そしてイヴォークの試乗会。こちらも既に記事を掲載している。場所は小田原にあるヒルトン小田原をベースに試乗会が開催され、箱根ターンパイク、西湘バイパスなどを使って試乗してきた。ルックスの派手さとこれまでにない斬新なデザインなので、業界の編集もジャーナリストも一様に「カッコイイ」を連発していたのが印象に残っている。かく言うタカハシもカッコイイと言っている。

後日、ジャーナリストの佐藤久実さんも「買いモード」というほどにお気に入りで、日ごろ辛口の先生方が多い中、これほど評判のいいモデルも珍しい。インプレッサなどは、性能の良さが褒められるケースは多いが、ジャーナリストが実際に購入したいと発言するほどまでに気に入るモデルは稀なのだ。だから、このイヴォークは本気で、お勧め。もっとも500万円は超えるので、それなりに財力が必要にはなりますがね。

その次がBMWのX5試乗会で、ディーゼルエンジン搭載モデルの追加というもの。クルマ自体はこれまでのX5と同じで新ポスト新長期に適合させての国内導入というわけだ。こちらは津々見友彦さんに執筆依頼をしている最中だ。まもなくアップされるハズ・・・。

最後は3/9三菱自動車が発表会を本社1階ショールームでおこなった。商品はMPB。電気自動車の電気を引き出す装置の発表で、東日本大震災のときに話題となった、電気自動車の電気で家電が使えないか?とかコンセントはないのか?などという意見に応える形で商品化されたものだ。

だから、発表会にも自動車専門誌は少なく、TVニュースチームや新聞、一般雑誌のほうが多く、ショールームは黒山のひとだかりという盛り上がりようだった。発表会自体もトークショーが入れ込まれ、司会にはEVと言えばEVクラブ会長の館内端氏で、ゲストにはジャパネットたかだの高田明社長という異色のコンビ。この二人に加えて、三菱自動車の益子社長が加わるトークショーだった。

イベント終了後館内さんと話すチャンスがあり、少し話を聞いた。館内さんとは30年ほど前にタカハシがオプション編集部に所属していたとき、メカニズム解説のお願いや、話を聞いて勉強させてもらった人である。

「凄いプレスの数で、大成功ですね」とタカハシ

「この商品は今、タイムリーで社会現象のひとうでしょうしね」

「注目度高いですよね?」

「一般的にはね。でも専門誌はチラホラいた程度で、3?4誌かな」

「まぁ、クルマじゃないですからね」とタカハシ。

「自動車雑誌は未だにエンジンじゃないとダメなんだろうな。一回乗ればその魅力にハマると思うけどさ。読者の顔色を見ちゃうし、難しいんでしょう」

「ここのメーカーはEVに積極的ですよね。7月のパイクスピークにEVで出場するというし」

「そう、4輪にモーターつけてね」

「4輪にモーターがついたら、それぞれに出力コントロールしたらハンドルいらないですもんね。未来カーですよね」

「制御は複雑になるけど、それが壊れたときが見ものだね(笑)」

「燃料電池はどうですか?」

「もちろん、いいけど水素ステーションというインフラが大きな問題。あと入れ物ね(燃料タンクのこと)。電気は既にインフラが整っているでしょ。あとはガレージの中にコンセントをつくるとか、マンションでも充電できるようにするとか、小変更で済むからね」

というこれからのクルマ社会が変化していく未来について、EVのパイオニアにはいろいろ情報が集まっていて、今度はザ・モーターウィークリーに出演してもらい話を聞いてみたい。

 

COTY
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