BMWジャパンは2021年6月15日、BMW、MINIなど14車種のディーゼルエンジンのタイミングチェーンに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合は本国からの情報によるもので、ディーゼルエンジンのタイミングチェーンの製造管理が不適切なため、表面処理がされていない部品が使用されたものがある、というものです。
そのため、使用過程においてタイミングチェーンの伸びにより、エンジンから異音が発生し、最悪の場合はバルブタイミングがずれ走行中にエンジンが停止し、再始動できなくなる恐れがあります。
対策は該当車両のタイミングチェーンを良品に交換することになります。
該当車両は2016年6月~8月の間に輸入された、BMW118d、218d、320d、523d、X3 xDrive20d、X5 xDrive35d、MINIクーパーDクラブマン、クーパーSDクラブマン、クーパーSD5ドア、クーパーSD、クーパーDクロスオーバー、クーパーDクロスオーバーA4、クーパーSDクロスオーバーの合計14車種で、合計121台です。