アウディ ジャパンは2021年月24日、プレミアムコンパクトSUV「Q2」シリーズを4年ぶりにマイナーチェンジを発表しました。このマイナーチェンジに合わせ限定125台の「Q2 1st edition」を設定しています。なお発売は5月から開始される予定です。
「Q2」シリーズは日本では2017年4月に発表され、2020年9月に本国でマイナーチェンジ モデルが発表され、今回日本への導入時期が決定しました。
今回のマイナーチェンジで、デザインが手直しされ、Qシリーズ共通の多角形のモチーフがインサートされた8角形のシングルフレームの位置は、従来よりもわずかに下げられ、フロントセクションの幅の広さを強調。LEDヘッドライトとともによりシャープ印象となっています。
ボンネット先端には往年のアウディ スポーツ クワトロのイメージを受け継ぐ3分割スリットを設置。さらに開口部が拡大したフロントバンパー、5角形のモチーフを取り入れた力強いリヤバンパー、新デザインのリヤディフューザーなどにより、これまで以上にスポーティさや存在感を強調しています。
ボディサイズは従来どおり全幅1795mm、全高1530mm(advanced)と、都市部の機械式立体駐車場に入庫可能です。またボディカラーにアウディとしては初となるアップルグリーンメタリックを含む5つの新色を設定。
今回のマイナーチェンジで、グレード構成をadvancedとS lineの2グレードとています。advancedのアンダーガードはシルバーに、サイドシルやブレードにはマンハッタングレーメタリックのコントラストペイントを採用。
S lineはアンダーガードとサイドシルはボディ同色となり、ブレードのコントラストペイントはセレナイトシルバーで、Sルーフスポイラーが備わっています。
インテリアでは、エアベントやシフトレバーのデザインを変更。ダイヤモンドペイントフィニッシュ シルバーグレーのデコラティブパネルを装備。
またオプションのS lineプラスパッケージを装着すると、スポーツシート、アルミニウムルック インテリア、マルチカラーアンビエントライティング、ステンレススチールフットペダル、ライトグラフィックのデコラティブパネル等により、さらにスポーティさが強調されます。
メーターパネル内には、12.3インチ液晶ディスプレイのアウディバーチャルコックピットを採用。MMIナビゲーションシステムやAudi connect、アウディスマートフォンインターフェイスなど利便性の高いインフォテインメントシステムを搭載しています。
ドライバーアシスタンスシステムは、従来のアダプティブクルーズコントロール、アクティブレーンアシスト、トラフィックジャムアシストを統合したアダプティブクルーズアシスト、サイドアシスト、プレセンスベーシック、ハイビームアシストをセーフティパッケージとして設定しています。
パワートレーンは、新開発の1.5TFSIエンジンを搭載。高圧の直噴システムの採用などにより最高出力150ps、最大トルク250Nmを発生。高効率な7速Sトロニックトランスミッションを組み合わせ、前輪を駆動します。この1.5TFSIはエンジンが低負荷走行時には2・3番気筒が気筒休止するシステムのシリンダーオンデマンド(cod)の採用により、低燃費を実現しています。
Q2 1st edition
導入記念モデルとしてQ2 35TFSI S lineをベースとした、限定125台の「Q2 1st edition」が設定されています。ボディカラーは、アウディとして初のアップルグリーンメタリック、そしてアローグレーパールエフェクトの2色をラインアップし、ともにコントラストペイント、マンハッタングレーのブレードを採用。
この限定モデルは、コンビニエンス&アシスタンスパッケージ、ナビゲーションパッケージ、テクノロジーパッケージ、S lineプラスパッケージ、ブラックスタイリングパッケージなど通常はオプション設定のパッケージを標準装備し、さらにアウディスポーツの19インチアルミホイール、マトリクスLEDヘッドライトダイナミックインジケーター付(フロント/リヤ)を標準装備するなどフル装備の仕様になっています。