レゴジャパンは2019年11月25日、レゴ史上初となる日本車とのコラボレーション商品「日産 GT-R ニスモ 76896」を発表した。レゴ・グループのニールス・ビー・クリスチャンセンCEOと、日産の星野朝子副社長が、日産のグローバル本社ギャラリーで「NISSAN GT-R NISMO」2020年モデルを再現したこの新商品をお披露目した。
レゴはデンマーク製の組み立てブロック玩具として知られているが、1962年にレゴのクルマ・シリーズ「レゴホイール」が販売されて以来、世界中の子どもはもちろん、大人にも愛好家を生み出してきた。そしてこのほど、レゴと日産のコラボレーションにより、「NISSAN GT-R ニスモ」が登場したのだ。
レゴの ニールス・ビー・クリスチャンセンCEOは、「このモデルを自分で楽しく組み立て、遊ぶ体験をすることで、お子さまがエンジニアリングやものづくりへの関心を持ってくれることを願っています。エンジニアたちが数十年という年月をかけて、日産GT-Rのデザインと性能を向上させたように、お子さまが楽しみながら組み立てたり、解体したり、再び組み立てることを繰り返すことで、創造力や問題解決能力、クリティカルシンキングなどの重要なスキルを育むお手伝いができることを願っています。遊びが持つパワーを通して、世界の明日を創造していく未来の担い手を育成することが我々のミッションです」と語った。
星野朝子副社長は、「世界中のたくさんのファンから愛されているレゴの新商品に、GT-R NISMOが初の日本車として選ばれたことを大変嬉しく思います。日産車にお乗りの多くのお客さまは、このGT-Rレゴによって、子供の頃のレゴ車への情熱を思い出すでしょう。この商品を手にしたお客さま全てが、GT-Rを創り上げる匠、つまりNISSAN GT-Rを組み立てる達人になることができます。2019年、GT-Rは、レゴ スピードチャンピオンと同じく、生誕50年を迎えました。今回のレゴとのコラボレーションが、この記念すべき年に実現し、世界中のファンと共に祝福できることをとても幸せに思います」と、コメントしている。
今回発売される「GT-R ニスモ 76896」は、2020年1月に世界中で発売される「レゴ スピードチャンピオン シリーズ」商品の一つだ。このシリーズは最新のレーシングカーのシリーズで、新型GT-R ニスモもラインアップに加えられることになった。298ピースのパーツから構成された「レゴ スピードチャンピオンシリーズ」の「GT-R ニスモ 76896」は本格的で複雑な細かいディテールまでを再現されている。