日産自動車は2015年10月14日、2023年までの8年間、国際クリケット評議会(ICC)のグローバルスポンサーとなる契約を締結したと発表した。本契約により日産は「ICCワールドカップ」や「ICCワールド・トゥエンティ20」など多くのクリケットの国際試合を後援することが決定し、グローバルスポーツとのつながりを一層強化することになった。
日産のグローバルマーケティングとブランド戦略を担当する常務執行役員のルー・ドゥブリースは、「日産は『今までなかったワクワクを』を体現してきたが、今回ICCのパートナーとして新しいイベントプログラムを通じて、ファンの方々に豊かな経験を与えていきたい。クリケットも日産車も情熱を持っている人たちの手で作り出しているのです」と述べた。
日産はグローバルパートナーとして、ICCが行なうすべてのイベントにおけるイベント会場での活動の権利、放送権およびデジタル著作権を持つことになった。
今回のパートナーシップについて、ICCのチーフエクゼクティブであるデイビッド・リチャードソン氏は、「世界をリードする自動車メーカーのひとつである日産をパートナーとして迎えたことを光栄に思う。今後8年間、緊密に連携していくことを楽しみにしている。日産の革新的で、ファンや関係者にエキサイティングでユニークな経験を提供することを重視した価値観は、ICCと共通している」とコメントした。
日産はすでにサッカーのUEFAチャンピオンズリーグ、2016年リオデジャネイロ五輪、英国とメキシコの五輪代表チーム、 アフリカカップofネイションズ、NCAAフットボール、ハイズマン賞、カナディアン・フットボ ールリーグのスポンサーのほか、GT-Rアンバサダーのウサイン・ボルト選手との契約など、幅広くスポーツへのスポンサーシップを行なっている。