日産 「GTアカデミー by 日産×プレイステーション2015」 のプログラムが終了し、フィリピン代表が優勝

アジア大会レースキャンプの様子
アジア大会レースキャンプの様子

日産自動車は2015年10月2日、同社とソニー・コンピュータエンタテインメントとポリフォニー・デジタルの3社が共同で開催している「GTアカデミーby日産×プレイステーション(以下GTアカデミー)」の約4カ月にわたる全貌を収めた記録映像と結果を、専用サイトにて公開したと発表した。

このGTアカデミーとはゲームソフト「グランツーリスモ」のトッププレイヤーに対して、本物のプロフェッショナルドライバーになるチャンスを与えるコンテストのこと。2008年にソニー・コンピュータエンタテインメント・ヨーロッパ、ポリフォニー・デジタル、欧州日産自動車のコラボレーションから生まれたドライバー発掘・育成プログラムの一環だ。

日本初開催となる2015年は4月から予選が行なわれ、ヨーロッパ、北米、南米、アジアから選ばれた24の参加国中で最多の6万人以上が日本から参加。予選はPlayStation3専用ソフトウエア『グランツーリスモ6』にて行なわれ、同ゲームを通じて記録を残した上位20名がジャパンファイナル (日本国内決勝戦)へと進出した。

日本代表の6名
日本代表の6名

ジャパンファイナルは7月11〜12日の2日間の日程で行なわれ、実車を用いた適正&体力テスト、メディアテスト、『グランツーリスモ6』を用いた最終テストによって、日本代表6名が決定。この6名は8月14〜20日に、イギリスのシルバーストン・サーキットで行なわれた「GTアカデミー2015アジア大会」のレースキャンプに参加した。

このキャンプでは日本/インド/インドネシア/タイ/フィリピンのアジア各国の代表30名が、さまざまな競技やテストに挑戦し、レーサーへの適性を徹底的に試され、各国代表1名へと絞り込まれた。そして5名で行なわれたファイナルレースではフィリピン代表選手が優勝。惜しくも日本からのプロレーサーの誕生はならなかった。なおアジア大会優勝者のフィリピン代表選手はさらに訓練を重ねて、プロレーサーとして2016年1月にドバイ24時間レー スにてデビューする。

■WEBムービー「GTアカデミー〜4カ月の軌跡

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