レクサス SUVラインアップの頂点「LX570」を日本市場へも導入開始

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2015年8月20日、レクサスはSUVラインアップのフラッグシップモデルとなるLX570を、全国のレクサス店を通じて日本市場へも導入すると発表した。デリバリーは9月14日からとなる。このLXは1996年にレクサス初のSUVとして北米市場にデビュー。 さらに中近東やロシアに向けても販売を拡大してきた。デザインや走りなどで進化を遂げた新型LXの導入を契機に、3列シートのラグジュアリーSUVとして日本でも販売する。

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LXはレクサスのフラッグシップSUVにふさわしく、力強さとラグジュアリーが融合した内外装に、先進の空調システムである「レクサス クライメイト コンシェルジュ」を標準装備。LEDシーケンシャルターンシグナルランプや、オプション設定された21インチアルミホイールなどはレクサス国内モデルでは初採用となる。

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またトルクフルなV型8気筒の5.7Lエンジンを搭載し、スーパーインテリジェント8速オートマチック(8 Super ECT)との組み合わせで、2000rpmから最大トルクの約90%を発生させるワイドなトルクバンドを実現。さらにレクサス初となるCUSTOMIZEモードを設定したドライブモードセレクトを採用するなど、オンロードでは伸びやかな加速を、オフロードでは低中速域での力強さを発揮する。

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さらに車速に合わせてギア比を変え、ハンドリングをサポートするVGRS(ギア比可変ステアリング)が、ボディの大きさを感じさせない優れた操作性を確保する。サスペンションを自在に制御する4-Wheel AHC や AVSも搭載。前者はさまざまな状況下で車高調整を自動制御し、たとえば乗降モード使用時には、エンジンを切ると車高を下げ、乗降性に配慮する。後者は走行状態に応じて減衰力を自動制御。車体のあおりを自然で滑らかに制御し、優れた乗り心地と操縦安定性を実現している。

さらにミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせ、異なる2つのセンサーで 高い認識性能と信頼性を両立し、多面的な安全運転支援を可能にした予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」 を国内初採用。 これは歩行者検知機能付き衝突回避支援タイプのプリクラッシュセーフティ、車線逸脱の可能性を運転者に知らせるLDA、先行車や対向車を遮光し、ハイビームを照射するAHS、高速道路で先行車との車間距離を適切に保ちながら追従走行ができるレーダークルーズコントロールをパッケージ化し、多面的な安全運転支援を強化したものだ。

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なお新型LXはモノグレード展開で、希望小売価格は 1100万円(消費税込み)となる。月販目標台数は 50台で、生産はトヨタ車体の吉原工場が担当する。

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