レクサスは2015年8月14日、ヨーロッパ市場におけるGSの新しいラインアップを発表した。最大の注目は 2Lターボエンジン搭載のGS200tの追加だ。またフロントの意匠を変更し、1灯の光源でハイ/ローの照射を可能にしたBi-LEDヘッドランプを新たに標準装備。さらに安全性能、マルチメディア対応についてもアップグレードされた。
欧州市場における4番目のGSとなるGS200tは、直列4気筒エンジンを搭載したFRモデル。パドル付きの8速オートマチックトランスミッションと組み合わされて、245psの最高出力と350Nmの最大トルクを発揮する。ちなみにGS350は317ps・380Nmで、システムトータルで345psを誇るGS450hは0-100km/hを5.9秒で走破する。
なお、ハイブリッドのGS450hとGS300hについてはヨーロッパのすべての市場で販売されているが、追加されたGS 200tは一部エリアでのみ入手可能。またGS350はロシア、ウクライナ、カザフスタンなどに供給される4WD専用モデルで、全天候型のドライブシステムを搭載。30:70 から50:50というトルクを前後に最適配分する。