レクサスは、次世代を担うクリエイターを対象とした国際デザインコンペティション「LEXUSデザイン アワード 2016」の作品募集を8月10日より開始した。同コンペは豊かな社会とより良い未来をつくり上げる“デザイン”と、アイデアを生み出す新進気鋭のクリエイターの育成・支援を目的に、2012年に創設。4回目の募集となる今回のテーマは「アンティシペーション(予見)」とされた。
レクサスではもとより、人々や社会のニーズを先読みすることで商品性やサービス向上を追求し、驚きや感動を創造することを目指してきた。今回、そのレクサスが重視するアンティシペーションをテーマとすることで、次世代を担うクリエイターによる独創的な解釈と、レクサスが求める次世代の革新的デザインの提案を期待している。
このコンペに入賞した12作品は、2016年4月にイタリアのミラノで開催される「ミラノデザインウィーク2016」のレクサス会場に展示される予定となっている。さらに入賞12作品のうち、4作品の受賞者は世界的クリエイターをメンターとしたセッションを通じ、プロトタイプを制作。受賞者にはプロトタイプ制作費として最大で300万円が支援される。
また受賞者4名は、自身の作品についてのプレゼンテーションをミラノデザインウィークの会場で行う権利も獲得。この会場での最終審査を経て、プロトタイプ4作品の中から「LEXUSデザイン アワード 2016」の頂点となるグランプリ1作品が決定することになっている。
なお、本アワードの応募受付期間は2015年8月10日から10月18日まで。2016年初頭に入賞12作品が発表される予定だ。