ジャガー クロスオーバーの「F-PACE」を大迫力の演出でデビュー。特別仕様車もお披露目

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ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2015年9月18日、ジャガー初のパフォーマンス・クロスオーバーとなるF-PACEが、現地時間の 9 月 14 日にドイツ・フランクフルトのニーダーラート・サーキットでワールドデビューを果たしたことを発表した。このデビューイベントでF-PACEは、6.5Gの重力がかかる高さ19mのループコースを360 度回転して走破。ギネス世界記録を樹立した。

この迫力のパフォーマンスに挑んだのは、英国人のスタントマンでプロドライバーのテリー・グラント。彼は約2カ月間にわたる厳しいトレーニングと食事管理により、スペースシャトルのパイロットが受けるよりも大きな 6.5G という重力に耐える体力づくりを行なったとのこと。さらに構造エンジニアや数学者、安全専門家などによるプロジェクトチームによって、 物理理論や角度、速度及びディメンションが綿密に検討された。

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偉業を達成したテリー・グラントは、「この世界最大級の 360 度回転するループコースでの走行は、私のキャリアにおいても誇りに思える経験でした。 F-PACEの素晴らしいパフォーマンス、強靭かつ軽量な構造から、必要な強度と敏捷性が得られることを確信していました。英国が再びギネス世界記録を取り戻し、フランクフルトショー開幕に先駆けて、ジャガーが存在感を示すことに貢献できたことを嬉しく思う」とコメントした。

F-PACE FIRST EDITION(ファースト・エディション)
F-PACE FIRST EDITION(ファースト・エディション)

なおF-PACEの発売を祝して、コンセプトカー「C-X17」のデザインを具現化したF-PACE FIRST EDITION(ファースト・エディション)と呼ばれる特別仕様車を世界限定 で2000 台発売することも同時にアナウンスされた。この特別仕様車には、V6 スーパーチャージド・ガソリンエンジン(最高出力380ps)もしくはV6 ディーゼルエンジン(同300ps)を搭載し、シージアムブルーとハルシオンゴールドの 2 種類のメタリックペイントのエクステリアカラーを用意。

なおエクステリアカラーはロジウムシルバーとアルティメイトブラックも選択可能。さらにグレー仕上げでコントラストの効いたインサートが特徴的な 22 イ ンチのダブルヘリックス 15 本スポークホイール、アダプティブダイナミクス、フル LED ヘッドライト、グロスブラックのフェンダーベント、およびスライド式パノラマルーフなどを特別装備する。

インテリアのライトオイスターという色のウィンザーソフトグレイン・レザーシートには、ダブルステッチとC-X17にインスパイアを得たエンボス加工の千鳥格子模様を採用。10 色から選択可能な室内照明や最先端のインフォテインメント・システム、12.3 インチ HD バーチャル・インストルメントクラスターも装備している。

ジャガー新型「F-PACE」ギネス世界記録樹立動画

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