ジャガー・ランドローバー・ジャパンはジャガー初のパフォーマンス SUV「F-PACE」の正式発表を記念して、世界限定 2000 台が生産される最上級グレードの特別仕様車F-PACE FIRST EDITION(ファーストエディション)のうち、50台を日本市場に導入することを決定。2015年11月2日から、全国のジャガー正規ディーラーにて先行受注を開始すると発表した。
F-PACEはフランクフルト・モーターショー2015 で実車を世界初公開したジャガー初の新型SUV。ボディの80%にアルミニウムを使用した軽量モノコック構造により、敏捷性や洗練さ、効率性を実現。ジャガーのピュアスポーツカーであるF-TYPE由来のテクノロジーと力強いデザインを取り入れながら、5名の乗員と650Lものラゲッジルームを確保するなど、日常使いができる実用性を備えている。
またフロントにダブルウィッシュボーン式、リヤにインテグラルリンク式のサスペンションを配置。電動パワステアリングのEPASやトルクベクタリングbyブレーキングのTVbB、インテリジェント ドライブライン ダイナミクス(IDD)、アダプティブ サーフェス レスポンス(ASR)、オール サーフェイス プログレス コントロール (ASPC)などの先進技術を満載。
さらに高速かつ直感的なタッチ操作が可能な最新インフォテインメント・システムのIn Control Touch Proや、セグメント初となるウェアラブル技術を活用したアクティビティキーなど、最新技術も積極的に取り入れている。
今回先行受注を開始するFIRST EDITIONは、コンセプトカーのC-X17をより忠実に再現しようという狙いで仕立てられた。Sというラインアップモデルのトップグレードをベース車両に採用し、380psを発揮する3.0LスーパーチャージドV6型エンジンに8速ATを組み合わせている。0〜100km/h加速は約5.5秒、最高速度は250km/hで電子リミッターが作動する。
さらに専用のデザインや装備を多数採用。ボディカラーにはC-X17発表時に使用したシージアム ブルーとハルシオン ゴールドに加えて、人気色のロジウム シルバーとアルティメイト ブラックの計4色を用意。専用デザインの22インチ&15スポークのアロイホイールとレッドブレーキキャリパー、シグネチャーLEDライト付きフルLEDヘッドライトなどを特別装備する。
インテリアにはハウンドトゥース(千鳥格子)をあしらったウィンザーレザーのスポーツシートをはじめ、サテンクロームのパドル付きステアリングホイール、10色から選べるインテリアのライティングなどが採用されている。メーカー希望小売価格は消費税込みで1032万円だ。