クルマと過ごす日々vol.54

編集長 髙橋明の「取材、ときどき、タカハシ」

周回遅れを取り戻せないペースでブログ更新していますが、今週はナイスなモデルに出会いました。

編集長 髙橋明の「取材、ときどき、タカハシ」

あまり一般的な展示会ではないのですが、自動車業界では有名な「人とクルマのテクノロジー展」に行ってきました。名古屋でも開催されていますが、パシフィコ横浜へ。

この展示会は、自動車メーカーよりサプライヤーが主体の展示会で、かつ、フォーラムとか講演会、シンポジウムといったものが同時に開催されています。自動車メーカーやサプライヤーが開発した技術を発表したり、論文の発表があったりと、最先端が勉強できるイベントなんです。

北米で発表されたスバルのPHEVのカットモデル
北米で発表されたスバルのPHEVのカットモデル

そのため、来場者はエンジニアがメインで、実際に開発に関わっている人が多く来場しているイベントです。7、8年前までは我々ジャーナリストや自動車メディアが取材しているのは、いわゆる技術系記事に詳しい人たちで、数も数人程度。

ところが、自動運転やEV化などの波が押し寄せていることもあり、多くのメディア、ジャーナリスが来場するように変わりました。それは、サプライヤーが新規技術、部品を開発し、自動車メーカーにセールスしているからで、例えば自動運転に欠かせないカメラやレーダー、ライダーなどのセンサー、それを動かすモーターやアルゴリズムといったものの多くはサプライヤーが提供しています。

編集長 髙橋明の「取材、ときどき、タカハシ」

こちらは昨年末にフルモデルチェンジした新型Aクラスです。顔つきがサメ顔になりかっこよくなりました。新世代のデザイン言語へ変わったので、今後のメルセデスはこの顔になっていきます。今のところ、CLSとAクラス、そしてBクラスがこの顔に変わりました。

編集長 髙橋明の「取材、ときどき、タカハシ」

インテリアも豪華です。これはAMGパッケージ車なので、プラス数十万円必要ですが。インパネは1枚パネルのフルデジタルになりました。正面からはいろんな情報が見やすくなり、また、ステアリングにあるスイッチ類で、表示データを変更できるので面白いです。

編集長 髙橋明の「取材、ときどき、タカハシ」

MBUXももちろん搭載。「はい」、とか「メルデス」とかの言葉に素早く反応します。AIを使った対話型ユーザーエクペリエンスは教育すると便利になりそうですけど、どれくらい時間がかかるのか?知りたいところ。また、中古車で購入した時、その賢さは残っているのか、リセットされるのか知りたいですね。リセットされないと個人データが問題になると思いますけど。

編集長 髙橋明の「取材、ときどき、タカハシ」

デザインはハッチバックとステーションワゴンの中間ぐらいな感じですね。使い勝手は良さそうですが、思ったほど荷室は大きくないし、後席も広くないので大人4人が限界。いや3人ゴルフが限界ですね。もともとフォルクスワーゲンゴルフなどと同じCセグメントサイズといえば大きさが伝わりますよね。

試乗車はタカハシが好きなディーゼル。都内では乗りやすいですね。アクセルを少し踏めばグッと反応するので、気が短いラテンの国ではディーゼルのほうが普及した理由に納得です。渋滞時ノーズの差し込み争いではディーゼルのMTに軍配が上がります(笑)。そしてA180よりも高級に感じます。静粛性を高めるために吸音材や制振材をより多く使っているためではないでしょうか。

編集長 髙橋明の「取材、ときどき、タカハシ」

詳細はこちらにレポート書きましたので、お読みいただければとおもいます。

Twitter:@akira3takahashi
編集長 髙橋明の「取材、ときどき、タカハシ」

ページのトップに戻る