ルノー・日産・三菱設立のベンチャーキャピタル、交通シェアリングサービス向けデータエコシステムに投資

世界最大の自動車アライアンスであるルノー・日産自動車・三菱自動車は2018年10月12日、メンバー3社が設立したベンチャーキャピタルファンド「アライアンス・ベンチャーズ」が、米国のモビリティデータプラットフォームであるコード(Coord)社の500万ドルの資金調達において、リード投資家をつとめたと発表した。

トラックス(Trucks)、アーバンUS(Urban US)、DBベンチャーズ(DB Ventures)、ジョシュア・シャクター氏も共同投資家として本投資に参加し、コード社の既存投資家であるアルファベット(Alphabet)社の子会社サイドウォーク・ラボ(Sidewalk Labs)社とともに、同社を支援する。

コード社は同社の堅牢なAPIを開発者へ提供することに重点を置いてきたが、今後は新たな資金を活用し展開地域を拡大するとともに、法人顧客による道路、縁石、駐車場などの交通インフラ利用の最適化を可能とする包括的なソリューションの構築を目指す。

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