三菱、中国でエンジン現地生産開始及び研究開発拠点の拡大

三菱自動車は2018年10月16日、広州汽車集団、三菱商事、三菱自動車による車両生産・販売合弁会社である広汽三菱汽車有限公司(以下、広汽三菱)が、湖南省・長沙市の新エンジン工場で4B4エンジンと4J1エンジンの生産を開始すると発表した。

年間生産能力20万基(標準稼働ベース)を有する新エンジン工場では、中国で発売する新型SUV「エクリプス クロス」に搭載する、環境性能の高い1.5Lダウンサイジング直噴ガソリンターボエンジン(4B4エンジン)を、日本以外の国で初めて生産する。さらに現地生産を行っているSUV「アウトランダー」に搭載する4J1エンジンも国産化する。

三菱自動車は世界最大の市場である中国においてエンジンを国産化することでコスト競争力を高めると共に、更なる市場競争力の強化を図る。新工場では従業員の新規雇用のほか、部品の現地調達などに伴う現地部品メーカーへの経済波及効果も見込まれる。現地の販売網・販売力の強化に取り組みながら当社のSUVブランドを強化するため、「エクリプス クロス」を今秋に市場投入し商品ラインナップの拡充。

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