雑誌に載らない話

プロダクト以外の自動車産業にまつわる情報をまとめたもので、企業の中長期目標やブランディングの方向性、企業が目指す世界観など、自動車専門誌には載らない情報を掲載しています。特に、実用領域に達していないが、企業が進めている最新技術などはここにしかありません。プロダクトから一歩離れた視点で、自動車産業を見つめているページです。

ボルボ EX30がCO2排出換算値でボルボのEV史上最も少ないと発表

ボルボ・カーズ本社は2024年3月14日、EX30がボルボEV史上最も少ないカーボンフットプリントを実現したと発表した。 EX30のライフサイクルアセスメント(LCA)によると、20万km走行あたりの...

【激震】日産 ホンダが戦略的パートナーシップの検討開始。SDVに向けスケールメリットをどれだけ出せるか

日産自動車とホンダは2024年3月15日、クルマの電動化・知能化に向け、戦略的パートナーシップの検討を開始する覚書を締結したと発表した。 近い将来に向けて、カーボンニュートラル、交通事故ゼロ社会に向け...

アウディ 環境プログラムMission ZEROの目標に向けて4つの柱で課題解決を目指す

アウディ本社は2024年1月31日、インゴルシュタット工場は2024年1月1日からネットカーボンニュートラルな方法による生産を開始していることを発表した。これにより、この工場は、ブリュッセル(ベルギー...

デンソー 前代未聞の燃料ポンプ不具合が引き起こした大量リコールの影響

デンソーは2024年2月2日、2024年3月期の第3四半期決算を発表した。第3四半期の連結業績(2023年4月1日~2023年12月31日)は、売上収益5兆3549億円で前年同期比15.5%増となり、...

ダイハツ 激震!3車種に型式認定取り消しの判定

ダイハツは2024年1月16日、国土交通省から認証に関する不正に関して是正命令を受けるとともに、特に悪質な不正であると判断された3車種(ダイハツ・グランマックス、トヨタ・タウンエース、マツダ・ボンゴ:...

フォルクスワーゲン EV推進を広げるも既存ICEで堅調な成長を確保し924万台で世界第2位をキープ

フォルクスワーゲン・グループは2024年1月12日、グループの2023年の販売台数は前年比12%増の924万台に増加したことを発表した。電動化へのシフトを強力に推進しているフォルクスワーゲン・グループ...

ダイハツ不正事件の深層を解説

2023年のダイハツによる型式認証不正事件は、自動車業界に大きな衝撃を与えた。12月20日の第三者調査報告書の発表の結果、ダイハツは出荷停止を決定し、最終的には全工場での生産がストップするという前代未...

シャオミ スーパーEVカー「SU7」を発表。中国の躍進が止まらない、カリスマ・リーダーと巨大投資で急成長

中国の総合家電、スマートフォンの大手メーカー「シャオミ(小米)」が2023年12月28日、以前から噂されていたスーパーカー・カテゴリーのEV「SU7」を発表した。 シャオミは日本ではあまり知名度はない...

ボルボ 気候変動対策をさらに強化し2030年までに完全なEVメーカーへシフト

ボルボカーズ(本社)は、自動車業界で最も意欲的な水準であるアクションプランをさらに加速させ、2030 年までに 2018 年を基準として車 1 台あたりの CO2 排出量を 75%削減することを目指す...

日産 脱炭素社会実現に向け、全国の有料自動車道で電気自動車優遇策を導入

日産自動車と日本観光自動車道協会は2023年10月2日、「電気自動車を活用した脱炭素社会実現に向けた連携協定」を締結した。 2023年10月1日より、電気自動車(EV)の利用者に対する有料自動車道路利...

トヨタ ウーブン・バイ・トヨタを完全子会社化してSDVへの対応を急ぐ

トヨタは2023年9月27日、本社とウーブン・バイ・トヨタの両社の関係強化を図るため、ウーブン・バイ・トヨタを完全子会社化することを決定した。 2023年4月には、ウーブン・プラネット・ホールディング...

【IAA2023】フォルクスワーゲンがEVシフトへの切り札を切る。多くの分野で標準化とメガスケール化しハード&ソフトウェアで世界をリードする

フォルクスワーゲン・グループは2023年9月4日、ミュンヘンで開催された「IAA モビリティ2023」で、オリバー・ブルーメCEOが電動化戦略を推進する重点項目であるアーキテクチャー、バッテリー&am...

米国ホンダはBMW、フォードとエネルギーサービスを提供する「チャージスケープ」を設立。モビリティカンパニーの新たなビジネスモデルだ

ホンダのアメリカ現地法人「アメリカン・ホンダモーター」は、BMWグループとフォードの3社で2023年9月12日、EV(電気自動車)を活用した電力ネットワークの安定化に貢献するエネルギーサービスを提供す...

日本の自動車産業は中国に勝てないのか?!中国市場の現状と日本メーカーの危機

■ 中国が自動車輸出で日本を抜いた 中国自動車工業協会(CAAM)は2023年5月11日、中国の自動車輸出データを公表した。そこから見えたのは自動車輸出台数で、日本を上まっていた事実だ。 4月の自動車...

マツダはパナソニック・エナジーからバッテリー調達を米国と国内で実施か?!

マツダとパナソニック エナジーは2023年6月21日、市場が急拡大するバッテリーEV、車載用電池への需要に対応するために、中長期的パートナーシップの構築に向けて検討することに合意したと発表した。 今後...

【ニュース読み解き】トヨタのEV用バッテリー戦略公表で株価上昇

トヨタは2023年5月15日付けで、FCEV、EVの開発を行なってきた小規模のZEVファクトリーを廃止し、次世代EVの開発を担当する「BEVファクトリー」を新設している。 BEVファクトリーは、開発・...

【ニュース読み解き】米国でのEVビジネスを成功させるためのトヨタの戦略

トヨタは2023年6月1日、アメリカ市場でのバッテリーEVの供給に向け、アメリカにおけるEV車の生産工場決定と、電池工場への追加投資を発表した。 建設中のトヨタ・バッテリー・マニュファクチャリング・ノ...

トヨタ、日野、ダイムラー、三菱ふそう統合の理由

ダイムラートラック、三菱ふそうトラック・バス、日野自動車、トヨタは2023年5月30日、緊急会見を開催し、トヨタとダイムラートラックが両社統合の持株会社(上場予定)を設立し、株式を同割合で保有すること...

ランボルギーニ創立60周年、トラクター生産時代からの歴史をひもとく

アウトモビリ・ランボルギーニ社が2023年5月に創立60周年を迎える。その歴史は60年前に遡り、1963年5月7日、「アウトモビリ・フェルッチオ・ランボルギーニS.a.s.」が設立された。この社名がゼ...

EU 2035年以降「e-フュエル」限定でエンジン車容認へ

2023年3月26日、日本のメディアが次々に「EUが2035年以降もエンジン車販売を容認する方針に転換、合成燃料を利用」などの見出しをつけた報道を行った。その結果、やはりできもしない内燃エンジン車の販...
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